立民、処理水の海洋放出についても一枚岩とはならず。。。立民所属議員が『汚染水』と連呼です。。。

処理水の海洋放出をめぐり、風評被害が懸念されている中、防止するどころか反対する中国等の国に理解を示す国会議員が現れました。

立民の石垣議員は、日本共産党、社民党、そして地元の労組等が行った集会に参加し、処理水のことを『汚染水』と連呼していた報道されています。

立民所属議員が処理水を『汚染水』と呼ぶの今回が初めてではありません。ですが立民としては『科学的には一応答えは出ている』としている『処理水』とする立場を表明していたはずです。

この処理水をめぐっても一枚岩とはいかないようです。

党を代表して演説するも、党の見解を異なる見解を披露。。。

処理水の海洋放出をめぐり、中国の非科学的な言動によって日本との対立が深まっています。多くの国会議員は、風評被害の防止に尽力していると思いますが、違うのが立民です。

立民の阿部議員が処理水のことを『処理汚染水』『汚染水』などと呼び、韓国の野党と連携するなど呆れた言動が目立ちましたが、今度は別の議員が『汚染水』と連呼していたと報道されたのです。

「今日は党を代表してこちらに伺わせていただきました。いろいろご心配おかけしている ところもあるかもしれませんけれども、党を代表して、および、私の個人的な宮城出身としての思いも込めて、ちょっとお話をさせていただきたいと思います」

岡田克也幹事長は7月11日の記者会見で処理水放出は「科学的には一応答えは出ている」とする一方で、風評被害を防ぐための努力が「十分だとはとても思えない」と発言。理解を得るための努力が足らないという点で政府を批判してきた。放出されるのは「処理水」だと表現。この見解は泉健太代表も繰り返しており、党の見解として定着している。

これに対して、石垣氏は「汚染水」という表現を強調して政府の対応を批判した。

「結論ありきでこのアルプスをして処理された汚染水の海洋放出を強行したことに対して断固として私も反対の声を上げたい」
「これは福島第1原発事故に由来する汚染水の処理の問題だ」
引用元 立憲・石垣のりこ氏、「汚染水」連呼で政府批判 またも「謀反」に幹事長は何を思う

石垣議員は党を代表して出席したにも関わらず、党の見解と全く別の表現を使ったのです。岡田幹事長は処理水について『科学的には一応答えが出ている』としていますが、石垣議員は一体どのような理由で『汚染水』と表現しているのでしょうか。

根拠も示さず、『国際的な安全基準に合致』している処理水を『汚染水』と表現するのは風評被害を助長しかねません。

党を代表して、党の見解と異なる発言をした石垣議員に対して、処分があるのかといえば、処分も期待できないのが現状です。泉代表は、8月25日の定例記者会見で、次のように語っています。

日本の政治家ですから当然、それはどの党においても、政党所属の国会議員とはいえ、1人1人の国会議員が様々な見解を持つということそのものは、即座に否定されるべきものではないと思っているが、党としての見解は既に固まっている。党としては『処理水』であると考える
引用元 原発処理水放出「政府のやり方は間違っている」 立憲・泉代表が批判…中国の禁輸は「科学的根拠欠く」

泉代表は所属議員が様々な見解を持つことを否定しない姿勢を示しているのです。

処理水に関しての問題は、風評被害につながる重要な問題です。党執行部が『科学的には一応答えが出ている』としているものを、あたかも安全でないと受け止められるような言動が許されるとなれば、立民は政党としての体裁すらないと言わざるを得ません。

何をするにしても一枚岩とはいかない立民ですが、この処理水についてもその体質を露呈してしまいました。これほどまでにまとまりのない政党に期待する人がいるとは思えません。

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