日本医師会の中川会長「国会議員は会食を控え、国民に模範を示すべき」⇒立憲民主党の原口議員「口でいろいろ言うだけでは、危機を抜けられません。医師会は自民党に献金しておいて野党に言うな」⇒いったい何様ですか？

首都圏での新型コロナウイルスの新規感染者数の増加を受けて、政府は2度目となる緊急事態宣言を発出しました。

これを受けて日本医師会の中川会長は「国会議員全員が夜の会食を控えて、国民に模範を示すべき」と記者会見で提案しました。

この中川会長の提案に対し、多くの国民が異論を挟まないと思います。ですが、この中川会長の提案に対して、堂々と批判した人物がいます。それが立憲民主党で副代表、国会対策委員長代行という役職を務める原口一博衆議院議員です。

原口衆議院議員は、自らを特権階級とでも思っているのでしょうか。この危機的状況を前に、少しくらいは建設的な議論を期待したいものです。

緊急事態宣言を前に中川会長が訴えた国会議員の会食中止

日本医師会の中川会長は、緊急事態宣言の発出の検討という報道を受けて、記者会見を開き、次のように述べました。

日本医師会・中川会長「今回の緊急事態宣言は、1都3県に限定したものだが、今後の感染拡大の状況によっては、全国的な発令も考えなくては」、「緊急事態宣言下においては、全国会議員の夜の会食を人数にかかわらず全面自粛しては。国会議員に範を示してもらいたい。『まず隗（かい）より始めよ』です。新年迎えたここで仕切り直して、再び連帯感・危機感・緊張感を持っていきたい」
引用元　【速報】「国会議員の夜の会食控えて」　日本医師会会長が言及

中川会長が提案した『国会議員の夜の会食全面自粛』。たしかに、何名かの国会議員の夜の会食が、マスコミによって報道され、物議を醸しました。

反省すべきを反省し、それを次に生かせば、多くの人は文句を言いません。

新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、中川会長は、全国民の代表者の国会議員に、範を示してほしいと提案をしました。

大多数の国会議員は、中川会長の言葉を素直に受け止めたのではないでしょうか。

中には、多くの人と異なった感性を持つ国会議員もいます。それが多様性に重きを置く立憲民主党に所属する原口一博衆議院議員です。

原口衆議院議員は、何を思ったのか中川会長の発言を批判しました。

自身の気に障ることは許せない？原口衆議院議員の謎の批判

原口衆議院議員は、中川会長の発言を受けてSNSで反論を試みました。その投稿がこちらです。

まずは、『自民党に言え』と原口衆議院議員は言いたいようですが、そこで自民党を持ち出す必要性はあるのでしょうか？

多くの人が思っているのは所属政党を問わず、国会議員に範を示してほしいということ。原口衆議院議員は、自らも含まれたことに反発しているのでしょうが、人の話を謙虚に聞くという姿勢はないのでしょうか。

原口衆議院議員は、野党合同ヒアリングでの威圧的な言動が問題視されています。自分の気に障ることは一切許せない性分なのでしょうか。

中川会長の発言が余程許せなかったのか。SNSで投稿を重ねています。

日本共産党の宮本徹衆議院議員が、中川会長の意見を『当然』と投稿したものを引用してまで、自己の主張の正当化を図っています。

「何も偏りのない人が言うなら当然の意見です」と原口衆議院議員は語っていますが、原口衆議院議員をはじめ、偏りのない人など存在するのでしょうか。

原口衆議院議員の中川会長の発言への批判は、どれだけ多くの人の共感を生むのでしょうか。

新型コロナウイルスに多くの人が懸命に、自分のできることで対策を打っています。原口衆議院議員は、批判しか出来ないのであれば、新型コロナウイルスの感染再拡大が落ち着くまでは、大人しくしていてもらいたいと思います。