松野博一官房長官、IAEA中立性疑問視の東京新聞記者に反論
松野博一官房長官は、31日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、安全性などを評価した国際原子力機関(IAEA)の中立性を疑問視する東京新聞社会部の望月衣塑子記者の質問に対し、「中立性に疑問があるとの主張はまったく当たらないばかりではなく、国際機関の存在意義そのものを失わせかねない」と反論しました。
望月氏は、会見で日本がIAEAに分担金を支払っていることや日本人職員を派遣していることなどを踏まえ、「IAEAの中立性そのものを問題視する声もあるが、どう考えているのか」と問うた。
これを受け松野氏は「国際機関は固有の財源がないため、活動に要する費用は主に加盟国からの分担金で賄われている」と説明。そのうえで、今年の日本のIAEAの分担率は7・8%で、海洋放出に反発する中国(14・5%)の方が上回っていることを強調した。
それでも望月氏は「中立的と再三繰り返しているが、IAEAはそもそも、原子力利用を促進する立場の機関だ」「散々、中国を批判しているが、海洋放出は十分検討すべきだった」などと主張したが、松野氏は処理水放出が安全基準に適合すると結論付けたIAEAの包括報告書を挙げ、「IAEA自身が選定した外部の国際専門家を含む独立した第三者の立場から科学的知見に基づいて評価をしており、政府としては中立と考えている」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82e5dcb369ad2355b063d72b941e58c0c5e2f0ef
望月氏は記者、ジャーナリストではもはやありません。 個人の思い込みを正しいと思い込んで、非論理的戯言を立場を悪用して喧伝するのが生業の活動家に思えます。そんな人物を政府はいちいち相手にすることはないですし、他のメディアの記者も迷惑していると思います。公の会見の場に参加させるのは如何なものではないでしょうか。