維新の会対日本共産党の戦いに立民・岡田幹事長も参戦⇒華麗なブーメランを披露する結果に。。。

維新の会の馬場代表が『なくなったらいい政党だ』と日本共産党を批判したことによって維新の会と日本共産党との舌戦が続いています。

日本共産党の小池書記局長は民主主義を否定する暴論だとして撤回を求める抗議文を維新の会に渡しました。

泥沼化する舌戦ですが、友党・日本共産党の援護にまわったのが立民です。岡田幹事長は『民主主義の最も基本のところをまったく分かっていない』と維新の会を批判しています。

援護した岡田幹事長ですがご自身も相手こそ違いますが、過去に似たような発言をしたことがあります。華麗なブーメランは立民に所属するための必須条件なのでしょうか。

援護するもブーメランになった岡田幹事長

激化する維新の会と日本共産党の舌戦に立民の岡田幹事長も参戦しています。友党を援護すべく岡田幹事長は記者会見で維新の会の馬場代表を次のように批判しています。

野党間の非難の応酬がヒートアップしている。立憲民主党の岡田克也幹事長は25日、会見で日本維新の会の馬場伸幸代表によるインターネット番組発言を非難した。
中略
また馬場氏が「なくなったらいい政党だ」と共産党を批判したことについても「公党のトップとして度が過ぎている。民主主義の最も基本のところをまったく分かっていない。立憲民主党に対する発言も含めて撤回を求めたい。恥ずかしい話だ」などとした。共産党の小池晃書記局長も「断じて許すわけにはいかない。断固抗議し、撤回を求めたい」と反発している。
引用元 立民岡田克也幹事長が維新馬場伸幸代表を非難「民主主義の基本分かっていない」溝は深まる一方

岡田幹事長は『公党のトップとして度が過ぎている。』『民主主義の最も基本のところをまったく分かっていない。』と厳しい言葉で維新の会の馬場代表を批判しています。

これだけなら維新の会と日本共産党の舌戦に岡田幹事長が参戦しただけの話ですが、そこはブーメランの名手の立民です。岡田幹事長は馬場代表の発言に似た発言を行っているのです。

立憲民主党の岡田幹事長は福岡市で記者団に対し、玉木氏が政策本位で与党との協調も排除しない姿勢を示していることについて「立憲民主党と国民民主党が力を合わせ、大きなかたまりをつくれば政権交代可能な政治に向けた力強い第一歩になる。玉木氏には代表選挙を通じてそういう考え方に変えてもらいたい」と求めました。

また「働く人たちに支えられている政党は1つでいい。2つある必要は全然ない」と述べました。
引用元 国民民主代表選 玉木代表 前原代表代行2人の争い 路線違い鮮明

『働く人々を代表する政党は一つで十分だ』という発言は問題ないのでしょうか。岡田幹事長の発言の矛先になった国民民主党は国政選挙の結果、有権者から支持得て議席を得ているのです。

有権者が支持している政党に対して『働く人々を代表する政党は一つで十分だ』というのは、岡田幹事長自身が『民主主義の最も基本のところをまったく分かっていない。』ことの証拠ではないでしょうか。

口を開けばブーメランを放つ立民に政権交代可能な政治を作り出すことができるとは思えません。お家芸ともいえるブーメランを一体いつまで続けるつもりなのでしょうか。このようなことをしていては、有権者側から『なくなったらいい政党』との判断を突き付けられる日も近いと思います。

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