立民8月『任期以内に総選挙』⇒今『予算委員会の開催を求める』。。。衆議院議員総選挙をできる限り遅らせたいのでしょうか。。。
自民党総裁選が行われ、次はいよいよ日本の命運を左右する衆議院議員総選挙です。各党とも衆議院議員総選挙に向けての準備に余念がありません。
ですが、衆議院議員総選挙の実施について主張が変わっている政党があります。その政党とは立憲民主党です。
立憲民主党は8月の段階では、衆議院議員の任期以内の衆議院議員総選挙を求めていました。それにもかかわらず、今では、予算委員会の開催を求めており徹底抗戦も辞さない構えを見せています。
新総理総裁を相手にしては、選挙の結果が良くないのでしょうが、パフォーマンスするだけの国会審議は誰も求めていません。
8月の安住淳衆議院議員、任期満了前の選挙を求める。。。
衆議院議員総選挙が迫っていた8月には、立憲民主党の国会対策委員長の安住淳衆議院議員は、自民党の森山裕国会対策委員長と会談し、早期の衆議院議員総選挙の実施を求めていました。
立憲民主党の安住淳国対委員長は18日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談し、衆院解散・総選挙の時期に関し、10月21日の衆院議員任期満了前に実施すべきだとの考えを伝えた。「憲政の常道を逸脱してはならない。後ろにずらしていいというのは自民党の党利党略だ」と述べた。
森山氏は記者団に「10月21日までにどうしてもということではないと思うが、憲政の常道という前提に基づいての考え方は、それぞれあると思う」と語った。
引用元 衆院解散「議員任期満了前に」 国対会談、安住氏が森山氏に伝達
衆議院議員総選挙を後ろにずらすことを党利党略と厳しい口調で批判しています。ですが、法制度上、可能な範囲であれば問題はないはずです。
どうしても自民党を批判したいという安住衆議院議員の思いが良く伝わってきます。
衆議院議員総選挙の後ろ倒しは党利党略と主張する安住衆議院議員ですが、自民党総裁選が実施されるとなると主張を一変させています。
新総理のもとで予算委員会を開けと要求する安住衆議院議員。。。
安住衆議院議員は、枝野代表や福山幹事長と同様に自身の発言を忘れてしまったのか、自民党総裁選の投開票日の29日は次のような発言をしています。
立憲民主党の安住淳国会対策委員長は29日、新首相を選ぶため、来月4日に召集される臨時国会について、十分な審議日程が見込めない場合には「憲政史上初めてになるかもしれないが、(臨時国会)初日に内閣不信任(案の提出)もありうる」と述べ、新総裁を牽制(けんせい)した。
野党国対委員長会談後、記者団の取材に応じた。安住氏は会談で、自民党の森山裕国対委員長と30日に会談し、臨時国会の会期幅を協議すると報告した。その上で、立憲、共産、国民、社民の野党4党は事前に会期幅を示さない限り、新首相を選ぶ段取りを決める議院運営委員会の理事会には出席しない方針を確認した。
引用元 立憲・安住氏「臨時国会初日に内閣不信任も」審議時間の確保なければ
予算委員会を開催すれば、当然のことですが衆議院議員総選挙は後ろにずれていきます。しかも安住衆議院議員は、野党にとって唯一の武器である内閣不信任案もちらつかせており、十分な審議日程を求めています。
更に会期幅を示さない限り、議院運営委員会の理事会への出席も拒むつもりです。
安住衆議院議員は、衆議院議員総選挙の任期内実施を求めたにも関わらず、今では後ろ倒しさせよう躍起になっています。
これを党利党略と言わずして、なにを党利党略と言うのでしょうか。
党利党略しか考えていない安住衆議院議員が仕切りに任せていては、予算委員会を開催しても見慣れた野党のパフォーマンス一色の臨時国会になるのではないでしょうか。
主張がコロコロ変わり、その背景には党利党略しかない政党を信用できる人はいません。
この通り、市民不在の代名詞が立憲民主党なのです。