製薬会社ファイザー、厚生労働省にコロナワクチンの承認を求める




厚生労働省は、ファイザーと米モデルナの日本法人において、オミクロン株の系統に対応した新型コロナウイルスワクチンについて、それぞれ製造販売の承認申請を行ったことを発表しました。

オミクロン株の「XBB.1.5」系統にも効果が出るように改良した新しいコロナワクチンについて、製薬会社のファイザーはきょう、厚生労働省に承認を求める申請を行ったと発表しました。

オミクロン株の「XBB」系統は現在、国内の感染者の大半を占めているウイルスで、厚労省はこのウイルスに対応したワクチンを9月以降の接種で使う方針を示していました。

こうした中、アメリカの製薬会社のファイザーはきょう、オミクロン株の「XBB.1.5」系統にも効果が出るように改良した新しいワクチンについて、厚労省に承認を求める申請を行ったと発表しました。

接種の対象は生後6か月以上の人で、XBB.1.5系統だけに対応した「1価ワクチン」だということです。

引用元 ファイザー オミクロン「XBB」対応ワクチンを厚生労働省に承認申請

厚生労働省は、コロナワクチンに関する取り組みにおいて、ワクチンの安全性と効果を確保するため、良質なワクチンを開発・提供するための厳格な審査プロセスを導入しています。

国内外の研究データや専門家の意見を継続的に評価し、最新の科学的知見に基づいて意思決定を行っており、ワクチン接種の効果的な実施に向けて、予防接種のスケジュールや接種対象者の優先順位を定めるなどのガイドラインを策定しています。

また厚生労働省は、ワクチン普及のための広報活動や啓発キャンペーンも展開しており、一般市民の理解と参加を促しており、コロナワクチンの普及は、感染拡大を抑え、社会全体の安全と健康を守るために重要な取り組みとなっています。



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