楽天モバイル共同CEO、プラチナバンドは「未利用を優先」




楽天モバイルの鈴木和洋共同最高経営責任者(CEO)が23日までに産経新聞の単独インタビューに応じ、同社が要望してきた携帯電話がつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」について、総務省が今年の秋に割り当てる方針の他の携帯大手が未利用のプラチナバンドを優先して導入を検討する方針を明らかにしました。

同社は従来、大手がすでに利用しているプラチナバンドを譲ってもらう再割り当てを総務省に求めてきたが、これについては未利用の導入後に改めて検討するとした。

鈴木氏が4月3日の就任後、大手メディアの取材に応じたのは初めて。

鈴木氏は未利用プラチナバンドについて「割り当ての応募を前向きに検討したい」と強調した。その上で他社が利用しているプラチナバンドの再割り当てについては「未利用についてしっかりやっていくのが第一。

楽天モバイル共同CEO、プラチナバンドは「未利用を優先」

楽天は令和2年からプラチナバンドの再割り当てを求めてきたが、他の携帯大手からは不満も多く難航が確実視されていました。
しかし総務省は昨年11月に未利用プラチナバンドについて技術検証する方針を発表しました。
21日には割り当てを希望する事業者向けの開設指針案を公表するなど今秋の割り当てへの手続きを進めています。




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