暴走気味の立民です。。。野党内にも気の合う政党はもはやいないようです。。。

党内のゴタゴタが報道されている立民ですが、そのゴタゴタは党外でも同様のようです。衆議院の解散が取りざたされている中、どうしても存在感を出したい立民は、通常国会の終盤で躍起になっています。

防衛費の財源を確保するための特別措置法案をめぐって、その対応に不満があるとして、立民は財務相の不信任決議案を衆議院に提出しました。

ここまでは、よく見る野党の動きですが、今回は不信任決議案を単独で提出したのです。しかも、与党自民党に通告すらしない異例の提出でした。この対応に与野党双方から批判の声が上がりました。

存在感を示すどころか孤立が目立つ結果になってしまいました。。。

不信任決議案を提出するも目立ったのは孤立感のみでした。。。

通常国会で有権者が期待を寄せるような存在感を示せなかった立民は、またしても悪目立ちをしています。

通常国会の終盤に財務相に対する不信任決議案を衆議院に提出しました。

防衛費増額に関する法案をめぐり、立憲民主党は鈴木財務大臣の不信任決議案を提出し、政府・与党への対決姿勢を強めています。ただ日本維新の会などは同調せず決議案に反対する方針で、与党側は決議案を否決し、週明けに法案の衆議院通過を目指す考えです。

防衛費増額の財源確保に向けて「防衛力強化資金」を創設するなどとした法案について、立憲民主党は「多くの問題があり、廃案とすべきだ」として、採決を先送りするため、16日に鈴木財務大臣の不信任決議案を衆議院に提出しました。
引用元 立民提出の財務相不信任決議案 維新など同調せず 与党は否決へ

野党が閣僚に対して不信任決議案を提出することは過去にもありますが、今回の提出は立民が単独で提出しました。

この財務相への不信任決議案を受けて、衆議院の財務金融委員会の審議は行うことが出来なくなりました。

また今回の提出で異例なのは与党自民党に対して通告すらしなかったというのです。この立民のなりふり構わない姿勢に与党のみならず、野党からも批判の声が上がっています。

自民の世耕弘成参院幹事長は「まさに日程闘争としか言えないような不信任決議案の提出だ」と指摘。「国会もそろそろ古いスタイルではなく、しっかり議論して、タイミングが来たら採決をする姿勢をとることが重要だ」と立民の対応を批判した。

立民が不信任決議案を単独で提出したことが物語るように、同党の国会対応は野党の理解も得られていない。日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」の国対委員長らは16日、国会内で会談し、不信任決議案に反対する方針を確認した。

会談後、維新の遠藤敬国対委員長は記者団に「来週に採決がずれても廃案になるわけではない。無意味なことをするのが是か非かという判断で、われわれは非と思っている」と述べ、立民の国会戦術を「昭和の闘争」と批判。「6月からは電気代も上がる。そんな時にこんなことをしていると『バカじゃないか』と国民に思われ、政治不信につながる」と語った。
引用元 「信義にもとる」立民の通告なし財務相不信任案に与野党批判

自民党の世耕参議院幹事長や維新の会の遠藤国会対策委員長は口を揃えて立民のやり方に批判的な言葉を投げかけています。

確かに、このような古い国会戦術が人々の期待を集めることはなく、議論する貴重な時間を奪っていることに他なりません。

このような古い国会戦術しか打ち出せないような立民に今後も期待が集まるとは到底思えません。本気で立民が党勢回復をする気なら古い国会戦術しか持たない人達を一層するべきだと思います。

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