川勝知事「イソジン吉村は非科学的!」 → え!?川勝さんは「新型コロナにはお茶!お茶を飲め~!」とか主張されていましたよね?
静岡県知事を務める川勝平太氏。川勝氏の知名度は、リニア中央新幹線の建設工事の着工を認めない姿勢を示したため、全国的に注目を知名度が上がりました。
そして、川勝氏のリニア中央新幹線に対しての姿勢に、リニア中央新幹線の延伸を心待ちにしている大阪府から苦言を呈される事態にもなりました。
大阪府知事の吉村洋文氏のリニア中央新幹線に関する発言は、川勝氏の耳に届いているのでしょうか。
吉村氏の声で確実に、川勝氏の耳に届いたものがあります。それは、吉村氏が新型コロナウイルスの関連情報として発言した「ポビドンヨード」についてです。吉村氏の発言について川勝氏は辛辣な反応を示しました。しかし、川勝氏も同様な発言を過去に行い、地元紙からたしなめられているのです。
吉村大阪府知事の「ポビドンヨード」発言
新型コロナウイルスの感染者の拡大防止に努力している大阪府。拡大防止策として、県をまたぐ移動の自粛を最初に求めたのは吉村氏でした。新型コロナウイルスを必死に封じ込めようとする大阪府の姿勢は、多くの人の目に映っているはずです。
しかし、吉村氏による8月4日の「ヨードうがい」を推奨する会見は残念なものでした。
会見では、大阪府立病院機構・大阪はびきの医療センターが行った研究結果を紹介。大阪府の宿泊療養施設に入っている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の軽症患者41人に対し、ポビドンヨードを含むうがい薬を用いて1日4回(起床時、昼食前、夕食前、就寝前)のうがいを実施したところ、唾液中のウイルスの陽性頻度が低下したという。
内容もそうですし、批判に対する逆切れのような反応も残念でした。その結果、イソジン吉村やポビ村というあだ名をネットで付けられ、維新の支持も急低下してしまったのです。
やはり安倍総理しかいないと思わせる出来事でした。
しかし、身の程知らずにも、この吉村氏の会見内容に噛みついたのが、川勝氏です。
川勝静岡県知事、吉村氏の発言に噛みつきますが、同様のこと言ってましたよね??
知事の任期数で言えば、吉村氏の先輩にあたる川勝氏。川勝氏は、吉村氏の発言に対して、記者会見で苦言を呈しました。
静岡県の川勝平太知事は5日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止として市販のうがい薬が有効だと発言した大阪府の吉村洋文知事に対し「科学的なデータに基づいて発言すべきだ」と苦言を呈した。
吉村知事の発言で商品が品薄になったり、高額転売されたりしていることに関し「騒ぎを招いたことについて反省してもらいたい」と述べた。
引用元 静岡の川勝知事「科学的発言を」
「騒ぎ」について反省を求めるなら、川勝氏にも、ぜひリニア中央新幹線の騒ぎについて、大いに反省をして頂きたいと思います。
そして「科学的なデータに基づいて発言すべきだ」という発言。この手の発言を一番してはいけないのが川勝氏です。川勝氏は、新型コロナウイルスの感染が広まりつつあった3月に、非科学的な発言をしていました。
川勝平太知事は13日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の予防に向けて免疫力向上が必要だとして「静岡の名産品の緑茶には免疫力向上の効用が証明されている。ぜひお茶のある生活で健康増進を図っていただきたい」と呼び掛けた。
川勝知事は、新型コロナウイルス感染症への効果は検証されていないものの、緑茶のカテキンにインフルエンザに対する機能性が確認された研究事例があるなどと強調。「緑茶の機能に加え、茶産地の魅力も発信し、茶産業振興を図りたい」と意欲を示した。
(略)
緑茶で免疫力が向上するとし、静岡の名産をアピールした川勝氏ですが、新型コロナウイルス感染症への効果は検証されていないとしました。効果が検証されていないものについて、知事の記者会見の場で言及するのは、「科学的」ではないと思えます。
川勝氏は、他人がやることが気に食わないのでしょうか。川勝氏自身がすることについては、激甘のように思えます。まるで「悪夢の民主党政権」の中心議員のような態度でしかありません。
やりたい放題の川勝氏のもと、静岡県が衰退しないか心配でなりません。川勝氏も言いたい放題でいたいのなら、静岡県知事ではなく、お笑い芸人に転職されたほうがいいのではないでしょうか。