維新の会の藤田幹事長が立民の執行部に同情です。。。同情される政党はあとにも先にも立民くらいでしょう。。。
通常国会で立民と連携を取る維新の会ですが、その連携にも暗雲が立ち込めています。事の発端は立民所属議員が衆議院憲法審査会を揶揄したことに始まります。
立民は『幹事長による注意措置』を追加の処分を発表し、幕引きを図っていますが、その処分で維新の会との連携が再スタートするのでしょうか。立民が追加処分を発表する前の今月5日には維新の会の藤田幹事長が記者会見で立民に同情すると語っていました。
国政の場で同情される政党はあまり聞いたことがありません。
立ち位置の違いがはっきりした以上、これ以上の連携は無用だと思います。
立民と連携の維新の会、最早呆れ顔です。。。
立民所属議員の衆議院憲法審査会を揶揄する発言が波紋を広げました。統一地方選挙を念頭においてか、立民は積極的な対応を行いませんでした。
立民としては参議院憲法審査会の筆頭理事を更迭することによって穏便に済ませようとしましたが、その処分で納得する政党はいませんでした。そして党の参議院政審会長と政調会長代理を当事者からの申し出という形で了承しました。
発言した議員も反省を示していますが、当事者から辞任の申し入れがあって党の役職を解くとは党の主体性のなさが目立ちます。
他人に厳しく身内に甘い姿勢をまたしても見せてしまった立民ですが、連携を取る維新の会からは同情が寄せられています。
日本維新の会の藤田文武幹事長は5日の記者会見で、立憲民主党の小西洋之参院議員の「サル」発言に関し、立民執行部の岡田克也幹事長や安住淳国対委員長を気の毒がった。「安住、岡田氏には同情する。小西氏の記者会見を見たが、あんな謝罪、弁明会見は見たことがない。開き直っているのではないか。その辺が根本的な問題だ」と述べた。
5日の参院憲法審査会で、立民からサル発言に関する謝罪がなかったことには「何事もなかったかのように流した感じだが、そういう仕舞い方をする政党なんだろうとは申し上げておきたい。国民の評価や、各政策分野で一緒にやろうとしている者(維新)への誠意の見せ方が、その程度なんだろうと思う」と述べた。
引用元 維新・藤田氏、サル発言で立民執行部に「同情する」
謝罪会見が謝罪会見になっていないと藤田幹事長は立民執行部に同情を表明しています。ですが、その後の立民の対応についても不信感が高まっている様子です。
5日に開催された参議院憲法審査会での立民の姿勢を『国民の評価や、各政策分野で一緒にやろうとしている者(維新)への誠意の見せ方が、その程度なんだろうと思う』と語っています。
今回の問題発言によって政策や理念以上に信頼関係で両党の間の溝が広がったことは間違いありません。維新の会との連携は立民の泉代表の唯一といってもいい独自の戦略でした。
ですが、泉代表の独自の戦略は結果としてウィンウィンな関係にはならず、立民の異質性をより鮮明にしただけに終わりそうです。野党第一党という立民の座を維新の会が奪う日も近いかもしれません。