グーグルが千葉・印西に、日本で初のデータセンター
米グーグルは13日、千葉県印西市鹿黒南で国内初のデータセンターを稼働させました。
同社が提供するメールや地図、動画共有サイト「ユーチューブ」をはじめとした各種サービスに関わる国内外の膨大なデータを処理や保存し、「より遅延なく、安定的なサービスを提供できる」としています。
同社のデータセンターはシンガポール、台湾に続いてアジアで3カ所目。これまで海外で行われていたデータ処理が国内で可能となれば、安全保障面でのメリットも期待できる。
同日の開所式では、ラーム・エマニュエル駐日米大使や同県の熊谷俊人知事をはじめ関係者ら約60人が出席した。同社日本法人の奥山真司代表は「グーグルは日本の皆さまに役立つ製品やサービスを開発し、安心してお使いいただけるインフラ環境を整備して、日本の経済発展に寄与する」とあいさつ。
グーグルが千葉・印西にデータセンター 日本で初
データセンターは令和2年に着工しており、内部は強固なセキュリティー体制が敷かれ、同社社員でも限られた人物しか立ち入れないといいます。
データの処理能力や建物の大きさなどは非公表で、外壁には同社のコーポレートカラーが描かれているそうです。
一度実物を見てみたいものです。