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共同通信『イージス艦の基地が相手国からの攻撃の標的となる恐れもある。』→イージス艦の有無は無関係ですよ。。。

日本の安全保障政策が大転換を遂げようとしています。今召集されている通常国会では冒頭こそわずかながら安全保障に関する議論が行われていました。

岸田総理はトマホーク巡航ミサイルを購入することを決定しました。このトマホークの購入は日本だけではなく、オーストラリアも購入するとの報道が出ています。

日本はイージス艦を改修し、トマホークと搭載しようとしていますが、共同通信がイージス艦の基地が攻撃される可能性があると報じています。トマホークの配備に反対したいのでしょうが、イージス艦があろうがなかろうが標的になると思います。

トマホークの配備に反対?共同通信が必死のようです。。。

反撃能力の保有を決めた岸田総理ですが、その重要な柱の一つになる装備品がアメリカ製の巡航ミサイルトマホークです。

日本が導入を決めたトマホークですが、導入する動きは日本以外でも見受けられます。

米国務省は17日までに、長距離巡航ミサイル「トマホーク」最大220発の購入を求めるオーストラリアの要請を承認した。オーストラリア海軍の艦艇や、オーストラリアが今週購入に合意した米国の原子力潜水艦に搭載される。

米国防安全保障協力局の声明によると、整備や後方支援を含めた費用の総額は13億豪ドル(約1160億円)に上る。

声明では今回の売却について「オーストラリアと米海軍などの相互運用能力や、相互の利益となる任務に貢献する能力が向上する」としている。

トマホークの調達は米英豪3カ国の協定「AUKUS(オーカス)」の一環。同協定では今後20年で新たな原子力潜水艦の艦隊を建造するため、技術やリソースの共有を進める。
引用元 米国務省、豪州へのトマホーク220発売却を承認

日本同様にトマホークの購入を決めたオーストラリアの対応を見れば安全保障環境が厳しさを増していることが窺い知れます。

厳しさが増す安全保障環境を知ってか知らずか、日本国内にはトマホークの購入に反対する勢力が一定数います。

共同通信が、日本政府がイージス艦を改修してトマホークを搭載しようとしていることについて報じていましたが、その報道からはトマホーク配備に反対する姿勢を見ることができます。

政府は、米国製巡航ミサイル「トマホーク」の導入に向け、海上自衛隊のイージス艦8隻全てを2027年度までに改修し、搭載可能にする方針を固めた。政府関係者が25日、明らかにした。他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力(敵基地攻撃能力)を維持するため、長射程ミサイルの配備先をできるだけ増やす狙いがある。ただ、イージス艦の基地が相手国からの攻撃の標的となる恐れもある。

関係者によると、導入するトマホークは最新型の「ブロック5」で射程約1600キロ。政府は23年度予算案に取得費2113億円を計上し、400発購入する方針を表明している。部隊配備は26年度からと想定し、前倒しできないか米側との協議も視野に入れている。
引用元 全イージス艦にトマホーク搭載へ 計8隻、27年度までに改修方針

共同通信は、イージス艦にトマホークが搭載されれば、イージス艦の基地が標的になる可能性があると指摘します。

イージス艦にトマホークが搭載されていようがいなかろうが、相手国の攻撃対象に基地はなるのではないでしょうか。

トマホークの有無が攻撃対象になるかならないかの基準ではないと思います。共同通信は中国や北朝鮮の軍事力強化については何も思わないのでしょうか。それらの脅威に対応するために、岸田総理は安全保障政策の大転換を決めたのです。

日本のマスコミがこのような調子ならば安全保障政策への議論も深まるわけがありません。低下し続ける日本のマスコミの質、歯止めがかかる日は来るのでしょうか。。。

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