立民の鹿児島選出の衆議院議員が防衛予算を批判です ⇒ 鹿児島県沖に出没する中国の艦船に警戒心はないのでしょうか。。。
来年度予算が衆議院を通過しました。採決が行われた際、立民の議員も登壇し、反対討論を行っていました。
反対討論を行ったのは鹿児島3区から選出された野間議員です。その野間議員の反対討論で批判の対象になったのは防衛予算でした。
野間議員の地元の鹿児島県の沖合には中国の測量艦が度々出没しています。つまり地元も中国も脅かされているのです。
反対討論なので致し方ないですが、中国に対して警戒感はないのでしょうか。
反対討論でやり玉に挙げた防衛予算
大きな波乱もなく順調に進んだ衆議院での来年度予算案の審議ですが、本会議でも賛成多数で採択され、議論の場は参議院に移りました。
衆議院での採択の際には立民議員による反対討論が行われました。
2023年度予算案は衆議院本会議で採決が行われ、与党の賛成多数で可決されました。
立憲民主党 野間健衆院議員
「本予算最大の焦点はやはり、5年間で総額43兆円規模を確保するとした防衛費であります。防衛関連予算の中身は驚くべき兆単位のどんぶり勘定であります」立憲民主党は「防衛費の増額は最初から数字ありきで合理性を欠いている」「子ども・子育て政策を後回しにしている」などと批判しました。また、去年、野党としては異例の賛成に回った国民民主党は「賃上げや子育て支援策が不十分」などの理由で今回は反対しました。
引用元 【速報】過去最大114兆円 2023年度予算案が衆院通過 年度内成立が確定
党からの指示で防衛費に触れたのか、それとも本人の意思で触れたのかわかりませんが、野間議員が選出されている鹿児島県は中国の脅威に直面している県の1つです。
先月は中国海軍の測量艦が鹿児島県の屋久島沖の領海に侵入したと防衛省が発表しています。
防衛省統合幕僚監部は12日、中国海軍の測量艦1隻が同日、鹿児島県・屋久島の南側の日本領海に侵入したと発表した。この付近では中国測量艦による領海侵入の確認が相次いでおり、直近では昨年12月にもあった。日本政府は前回と同様、外交ルートを通じ、中国側に強い懸念を伝達した。測量艦は、潜水艦航行のため海底地形を調べるのが一般的な役割だとされる。
防衛省によると、測量艦は12日午前0時50分ごろ、屋久島の南で領海外側の接続水域を航行。北寄りに進み、午前2時半ごろ、屋久島の南西で領海に侵入した。
引用元 中国測量艦がまた領海侵入 鹿児島沖「強い懸念伝達」
野間議員の地元の鹿児島県の周辺でも中国海軍の動きは活発化しているのです。こうした事実を野間議員はどのように受け止めているのでしょうか。選挙区が違うからといって事実から目を背けるようであれば、立民が政権を担う能力のない政党であると言わざるを得ません。
そして野間議員には予算案への反対討論をする前にしっかりと説明しなければならない問題があります。閣僚の政治資金の問題が問われていた昨年末、野間議員にも政治資金収支報告書に記載漏れがあったと報道されているのです。
野間議員はこの記載漏れについて『事務作業のミスだった。領収書のチェックなどを二重三重に行い、再発防止を徹底したい』と説明をしていますが、閣僚に詰め寄っていたにも関わらず、その説明だけで終わりなのでしょうか。
反対討論で予算を批判する前に、野間議員にはしっかりと説明責任を果たしてもらいたいと思います。
そして何よりもちゃんとお願いしたいことは、国会での政策に関する審議です。見せかけの政府の追求などは、大多数の市民は誰も望んでいません。