岸田総理のキーウ訪問について柔軟な姿勢を示す与野党ですが、立民の泉代表だけが違う方向を向いています。。。

G7の議長国としてキーウを訪問したい岸田総理ですが情報管理の壁に阻まれています。総理の外国訪問は国会に事前に報告し承認を得るのが慣例になっているため、秘密裡に訪問することが難しくなっています。

ですが与野党の幹部からはキーウ訪問について柔軟な対応を取るべきだとの声が上がっています。国会が柔軟な対応を取れば、訪問の可能性が大きくなる岸田総理のキーウ訪問ですが、立民の泉代表だけ違う方向を向いていたようです。

泉代表は国会への事前報告と承認が必要であるという立場でした。

泉代表の姿勢は増々、立民が政権交代の選択肢になり得ないことを示しているのではないでしょうか。

与野党幹部が柔軟な姿勢を示すも、違う方向を向いている泉代表。。。

バイデン大統領がキーウを訪問したことによって岸田総理のキーウ訪問がいつになるのか注目が集まっています。

岸田総理としてはG7サミット前の訪問を目指していることと思いますが、国会への事前報告と承認が大きな壁になっています。

この国会への報告等について与野党の幹部が柔軟な姿勢を示しています。

自民党の高木毅国対委員長は国会内で記者団に「慣例的に海外に行く場合は国会で事前報告、了解をしているが、今の状況を考えると、それに当てはまらない場合もあるのではないか」と述べた。茂木敏充幹事長も記者会見で、改めて訪問の必要性を強調し「安全面の確保、不測の事態への対応など十分な配慮が必要なのは当然のことだ」と指摘した。

立憲民主党の安住淳国対委員長も記者団に「国会が足かせになるようなことはすべきではない。帰ってきた時にちゃんと報告してもらえばいい」と語った。
引用元 首相のキーウ訪問、自民と立憲幹部「事前承認は不要」 発言次々

自民党の高木国会対策委員長や立民の安住国会対策委員長は柔軟な対応を取る姿勢を示しています。

さらに国民民主党の玉木代表も自身のSNSに『岸田総理のキーウ訪問については、野党も事後報告を認めるべきです。』と投稿しています。

キーウを訪問する意義、そして情報管理の必要性を与野党の幹部は認識していますが、一人だけ違った考えを示している人物がいます。それが立民の泉代表です。

泉代表は呆れることに『秘匿して行く必要があるのか。国会の了承を得て堂々と行くのも一つの姿だ』と語っていたのです。ですが批判が集まっているとみるやいなや、SNSに次のような投稿を行いました。

おはようございます。
総理のウクライナ訪問の国会承認。国益を考慮しながら、立憲民主党も対応します。
例えば日時を特定せず「○月中に訪問する」など包括的な承認を得る方法はどうか。
また万が一にも不測の攻撃が起きぬよう、米国と同様、ロシア側には事前通知すべき。
引用元 泉代表公式SNS

泉代表が『秘匿していく必要があるのか』と語ったのが25日で、この投稿がなされたのは26日です。批判を集めていることを念頭に発言の修正を行ったつもりなのでしょうが、国会承認が必要という立場を崩してはいません。国益を考慮と言いながらも姿勢が変わっていないのは明白です。泉代表は現実を理解していないのではないでしょうか。

安住国会対策委員長のように岸田総理のキーウ訪問に理解がある人がいる一方で、代表が全くと言っていいほど理解していない姿が明らかになりました。

泉代表は頻りに政権交代という言葉を使いますが、立民は本気で政権交代を目指すつもりがあるのでしょうか。

少なくとも、岸田総理のキーウ訪問について柔軟な姿勢を示さない姿勢を見ていると、政権担当能力はないように思えます。

軌道修正したつもりが、修正にならず、火に油を注ぐ事態になった泉代表に期待できることは何一つないようです。

関連記事一覧