立民が衆議院憲法審について予算委員会を優先する姿勢を表明です⇒各党が立民の姿勢を猛批判です。。。
通常国会でも自由で闊達な議論が行われることが期待された衆議院憲法審査会ですが、立民が幹事懇談会に欠席したことで暗雲が立ち込めています。
立民は新年度予算案の審議中は関連法案を審議する委員会以外は開かないのが原則と主張していますが、そのような原則があるのでしょうか。
そのような原則があるのであれば、各党も理解を示すと思いますが、各党の対応は猛反発でした。
立民はただただ議論をしたくないだけではないのでしょうか。。。
立民の消極的な姿勢を各党が猛烈に批判しています。。。
衆議院憲法審査会の開催が早速暗礁に乗り上げています。その開催を障壁になっているのが立民です。立民が消極的な姿勢を示しているため、開催が難しいものになっています。
衆議院憲法審査会をめぐって、立憲民主党は、新年度予算案の審議中は関連法案を審議する委員会以外は開かないのが原則だとして、8日に予定されていた幹事懇談会に共産党とともに出席せず、幹事懇談会の開催は見送られました。
中略
衆議院憲法審査会で野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の中川憲法調査会長は、予定されていた幹事懇談会に出席しませんでした。中川氏は記者団に対し、「予算委員会が一段落してから、ほかの委員会などを開いていくという原則に基づいて憲法審査会も運営するのが私たちの考え方だ。審議を拒否しているわけではない。予算委員会が一段落したらやりましょうと言っている」と述べました。
引用元 衆院憲法審査会の開催へ 自民と維新 “立民に働きかけ続ける”
立民の言い分としては、新年度予算案の審議中は関連法案を審議する委員会以外は開かないのが原則というもので、審議を拒否しているわけではないとしています。
ですが、このような原則があるのでしょうか。元は同じ民主党系だった国民民主党の古川国会対策委員長は次のように語り立民が主張する理由に真っ向から反論しています。
国民民主党の古川国会対策委員長は記者会見で、「憲法審査会は、大臣が出席する必要はなく議員間討議なので、『予算委員会中はやらない』という立憲民主党や共産党の理由が分からない。国会の活性化という意味で議員どうしの議論は非常に大事であり、憲法審査会も定例日に開くのが当然だ」と述べました。
引用元 衆院憲法審査会の開催へ 自民と維新 “立民に働きかけ続ける”
確かに古川国会対策委員長が言うように、大臣が出席しないにも関わらず、『予算委員会中はやらない』ということは中々苦しい言い訳に聞こえます。。
仮に大臣が出席しなければならないので、立民の理由にも一理ありますが大臣は出席しないのです。
立民はただただ議論をしたくないだけなのでしょう。昨年の臨時国会では国政政党らしく憲法審査会に出席していましたが、従前は出席に消極的でした。今回の立民の姿勢に対して自民党の茂木幹事長は『立憲民主党、共産党が出てこない。この野党2党は先祖返りというか、審議拒否の姿勢が明確になってきているんじゃないか。』と批判しています。
通常国会では茂木幹事長の発言の通りの『先祖返り』をするのでしょうか。
議論を拒む政党は、国会にとって不要な政党と言わざるを得ません。市民にとって本当に迷惑な行為だと思います。次の選挙では、有権者の厳しい評価が行為に対して出ることを願ってやみません。