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石橋貴明氏、オウムの麻原彰晃を番組で持ち上げ、被害者を増やし、その後はダンマリという無責任な過去。そして、今度は無茶苦茶な経済政策の石破氏を大絶賛。何人の被害者を出せば満足ですか?

最近注目されている、とんねるずの石橋貴明さんのフジテレビ系「石橋、薪を焚べる」(火曜・深夜0時25分)。これに自民党の石破氏が登場し、石橋さんが大絶賛しました。

しかし、石橋貴明さんの対談といえば、現在も逃亡中の大罪があります。

石橋さんは、世界史上類を見ないテロ集団のリーダーである、オウム真理教の麻原彰晃を番組に出演させ、持ち上げ、親密なイメージを拡散させたのです。しかも、坂本弁護士事件後にです。

石橋さんの番組により、オウムに多くの人間が入信し、また、捜査が遅れたことは想像に難くありません。

しかし、この件について石橋さんは、いまだにまともな説明も謝罪もしていないのです。

石橋貴明氏、オウムの麻原彰晃を番組で持ち上げ、被害者を増やし、その後は沈黙という無責任な過去

1992年頃、当時のとんねるずは絶頂期でした。そして、彼らが司会をする「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」は、初年度となる1992年にはバラエティ年間平均視聴率ランキングで4位となり、以後1994年まで、年間平均視聴率ランキングで5位以内に常にランクインしていました。

つまり、この石橋貴明さんのとんねるずの生でダラダラいかせて!!は、テレビメディア絶頂期における、とんねるず絶頂期という世の中、社会に非常に影響力の高い番組だったのです。

そして、この当時の若者に絶大な影響力のある番組に、石橋貴明さんは世界史上屈指のテロリストを出演させ、多くの若者を洗脳することに協力してしまったのです。

それは言うまでもなく、オウム真理教の麻原彰晃です。

以下が当時の番組の動画です。

ご覧ください。石橋貴明さんは、多くの高校生に麻原を囲ませて、多くの若者を殺害し、殺害させた、麻原彰晃を「教祖様」、「麻原さん」と称揚しています。

石橋貴明さん、麻原を「親しみやすい風変わりなおじさん」としてのイメージ拡散に協力

動画の内容をまとめている記事がありましたので、一部抜粋してご紹介しましょう。

「本日はスペシャルゲストをお迎えしております。オウム真理教の麻原彰晃さんです」

石橋貴明が軽快な司会で麻原を紹介すると、スタジオから歓声があがる。「麻原彰晃の青春人生相談」と銘打って、若者の悩みに答える企画だ。

観覧者からの質問に、石橋は「おい!」、木梨憲武は「ちょっとお前…」とツッコミを入れるが、麻原は「いまはいません」と淡々と答える。

「秋吉久美子が好き」

石橋「ということは、前はいたわけですか?」

麻原「ええ。いました」

石橋「教祖様の麻原さんが、好きな女優がいた! 誰ですか、それはちなみに」

麻原「私、秋吉久美子が好きだったんです」

拍手と歓声に沸くスタジオ。全編こんな調子で、「変なおじさん」をいじって物笑いの種にするような流れが続く。

引用元 オウム真理教の麻原彰晃がビートたけし、とんねるずに語ったこと

とてもおぞましい内容です。そして、この石橋貴明さんによる番組はさらに悪ノリしていきます。

参加女性「髪の毛を洗う時はリンスしますか?」

麻原「髪の毛にリンスはしません。シャンプーはベビーシャンプーを使ってます」

石橋「ベビーシャンプーを! もう、麻原さんたらお茶目なんだから」

(略)

ちなみに、最後の質問はこんな感じ。それまでと打って変わって、少々マジメなトーンに転じる。

参加男性「青春とはなんですか」

麻原「私にとって青春とは幻影ですね、幻影」

石橋「幻影?」

麻原「たとえば恋をする。恋というのは相手に対して幻影を抱くプロセスですよね。ただ、青春を経験しない限り、その後の悟り、解脱はないわけですから」

「みなさん大いに青春を経験なさって、で苦しまれて。苦しみというものを自分の内側に根付かせた状態で、次のステップに入られたらいいんじゃないでしょうかね」

「神々の世界に美しい人がいる」

当時36歳だという麻原に、石橋が「いまでも青春ですか?」と問う。

麻原「いや、修行者というのは青春を死滅する、完全に止めてしまうことが課題ですから。本質的な部分に到達した歓喜というのは、青春の喜びの1万倍とも10万倍とも言える喜びがありますので。ですから、外側の世界についてはまったく興味がないですね」

石橋「あ〜そうですか。秋吉久美子さんをあきらめた時に、青春が終わったわけですね」

麻原「いや、それはちょっと違うんです」

スタジオが笑いに包まれる。

木梨「違うんだぞ、おい!」

麻原「つまり、秋吉久美子さんをあきらめても、瞑想すると神々の世界に入りまして、もっと美しい人がいるんですね」

石橋「あ〜そうですか。すいません!」

麻原「それを通過した段階で、全部が終わるんです」

引用元 オウム真理教の麻原彰晃がビートたけし、とんねるずに語ったこと

最後にはいいことを言っているかのように締めています。

どうでしょうか?

この番組は、当時の青少年に大人気でした。それによって多くの人々がオウム真理教に親しみを持ち、入信してしまった可能性は高いでしょう。石橋さんのおかげです。そして石橋さんの大罪です。

番組には多くの高校生も参加していました。

「当時は知らなかった」で済まされない大問題!

言うまでもなく、すでに麻原とオウム真理教は、多くの犯罪を行い、当時から疑惑の目を受けていました。

番組は1992年頃でしたが、その3年前の1989年には、坂本弁護士一家誘拐・殺害事件を引き起こし、現場にオウムのプルシャがあり、また、坂本弁護士が信者脱会にかかわっていたことにより、失踪直後からオウムの関与が疑われていました。

1990年には、衆議院議員選挙に大量出馬し、怪しげな集団として話題になりました。ちなみに、通説では、この惨敗により、オウムは完全に武装闘争への道をひた走り始めたとされています。

1991年には、熊本県阿蘇郡波野村で、波多野村の乗っ取りをもくろんだ挙句、熊本県警に国土法違反事件で強制捜査を受けています。当時としても大騒動になりました。

番組の前年に発生した強制捜査を報じる当時のニュース番組

にもかかわらず、このような凶悪犯罪の疑惑がすでにかかっていた、オウム真理教の教祖を青少年が見ている番組に出演させ、しかも、「ちょっと変だけど、親しみがあり、意外と深いことを言うおじさん」というイメージを拡散させた、石橋貴明さんにはとんでもない責任があります。

少なくとも、坂本弁護士一家事件や波多野村事件や衆院選惨敗で傷ついたオウムのイメージ回復に一役も二役もかったのは間違いないでしょう。

「当時は知らなかった」で済まされない大問題なのです!

しかし、石橋貴明さんがこの問題を反省したとか、謝罪したとか、サリン事件の被害者に賠償したという話は聞きません。今でも沈黙の春です。

麻原とその弟子は死刑になりました。TBSも謝罪しました。

でも石橋貴明さんは?いまだに何の発言もありません。

石橋さん、今度は無茶苦茶な経済政策の石破氏を大絶賛。何人被害者を出せば満足ですか?

そして、今度は石橋さんは、石破茂さんを同じように対談番組で招き、絶賛しました。

しかし、石破さんは、以下の動画で明言しているように、グローバル経済から脱却し、低金利政策をやめると示唆しています。

言うまでもありませんが、低金利政策をやめれば、国民のローン金利も爆上がりし、ハイパーインフレも襲い、国民は死屍累々です。グローバル経済の脱却もそんなことをすれば、外貨を稼げず、資源のない日本列島で飢え死にです。

こういう無茶苦茶な思想の持ち主を今また、嘘の人柄の演出だけで持ち上げ、国民を結果的に死に追いやりかねないのが石橋貴明さんなのです。

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