岸田総理、国際賢人会議の閉会セッションに出席予定




自由、民主主義、人権などの基本的価値を共有するG7首脳が、世界経済、地域情勢、様々な地球規模課題の意見交換を行うG7サミットに向けて、地方の環境整備に取り組むため、準備費を含めた補正予算案を提出しました。

松野博一官房長官は9日の閣議後会見で、岸田文雄首相が11日、広島市で開かれる「核なき世界」の実現に向けて議論する「国際賢人会議」(10~11日)の閉会セッションに出席すると発表した。

首相は10日の開会セッションに出席する予定だったが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を受けた被害者救済新法案をめぐる国会審議が10日にあるため、調整していた。松野氏によると、首相は来年5月に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)の会場候補地も視察する。

賢人会議について松野氏は、「核兵器国と非核兵器国の双方からの参加者が、国の立場を超えて知恵を出し合い、各国の政治リーダーの関与も得て核兵器のない世界の実現に向けた具体的な道筋について自由闊達(かったつ)な議論を行う場として首相が立ち上げを表明した」と説明。「8月に首相が発表したヒロシマ・アクション・プランに沿って取り組みを進め、核兵器のない世界に向けた現実的かつ実践的な歩みを進めていく」と意義を語った。

引用元 岸田首相、11日に賢人会議出席へ G7広島サミットの会場視察も

岸田総理は、核廃絶について世界の政治リーダーや有識者が議論する国際賢人会議の出席のため、広島市に訪問する予定であり、先進7か国首脳会議の会場候補地であるグランドプリンスホテル広島の視察も予定しています。

国際賢人会議の会合には、アメリカやイギリスのほか、ロシア、中国、インドなどの核兵器国の有識者も参加され、核軍拡の懸念が世界で広がる中、核兵器国と非核兵器国からの参加者が被爆地の広島でどのような意見が交わされるのか注目されます。



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