立民と日本維新の会が取りまとめた法案を、専門家が『無理がある』と辛辣な評価です。。。

立憲民主党と日本維新の会が旧統一教会問題の被害者救済法案を取りまとめました。この法案が与野党協議会の場で議論されています。

自民党が質問項目を提出する等、法案の内容が詰められていますが、立憲民主党の泉代表は、協議が決裂した場合は『内閣不信任案に値する』とも語っています。

ですがその法案について、行政経験もあり弁護士を務める橋下氏が辛辣な評価を下しています。橋下氏曰く『無理がある』法案だと言うのです。

『無理がある』法案を通そうとして時間を浪費することが被害者救済に役立つのでしょうか。立憲民主党には質問項目への真摯な対応が求められます。

橋下氏が辛辣な評価を下す立民と日本維新の会の法案です。。。

旧統一教会問題について政府への批判を強める立憲民主党ですが、日本維新の会と共同で被害者救済法案を取りまとめました。

この法案等を議論する為に異例の設置となったのが与野党協議会の設置です。特定の課題に対処するために設置された協議会ですが、立憲民主党の泉代表は内閣不信任案に言及するなど政局にしようとする動きがあります。

ですが立憲民主党と日本維新の会が取りまとめた法案が素晴らしいものなのかと言えば、行政経験もあり弁護士を務める橋下氏の視線からは『無理がある』ものとの評価が下されています。

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が5日、自身のツイッターを更新し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済法案に対して「無理がある」と指摘した。

立憲民主党の泉健太代表が、旧統一教会の被害者救済の法整備に向けた与野党協議について、まとまらなければ、岸田文雄首相や自民党の「重大な国民に対する背信行為」と指摘。「内閣不信任に値する」とコメントしたというニュース。橋下氏は「そもそも立民・維新共同の法案に無理がある。」とバッサリ。「他の法律とのバランスが取れていないし、特別補助制度なんて私的自治の大原則や民法上の意思能力概念を大混乱に陥れる愚案。」と言い切った。
引用元 橋下徹氏、立民+維新の旧統一教会被害者救済法案「無理がある」「世論に迎合」

橋下氏に言わせれば、両党が提出した法案は『愚案』だと言うのです。日本維新の会の創業者である橋下氏がこれほどまでの辛辣な評価を下すとは驚きです。

更に橋下氏の辛辣な評価は続きます。

法案は旧統一教会を「狙い撃ち」しており「ただただ世論に迎合しただけ。」と指摘。「献金額のみに着目した規制をかけるべき。」と条件を付けた上で「自民党は野党案を堂々と突っぱねるべき。」とアドバイスした。

与野党が法案を議論することについては「国民は各政党の法律制定能力を吟味できる。」と前向きに捉えた。しかし「今回の野党はダメ。世論に迎合した法案なので議論を進めれば進めるほど、法の理解が足りないことが露呈するだろう。」と立民・維新の共同法案に手厳しかった。
引用元 橋下徹氏、立民+維新の旧統一教会被害者救済法案「無理がある」「世論に迎合」

自民党には『野党案を堂々と突っぱねるべき。』とアドバイスをし、共同提出した両党については『法の理解が足りない』と手厳しい言葉が並んでいます。

橋下氏の指摘が全て正しいとは思いませんが、法律の専門家である弁護士から、このような評価をされる法案を急いで成立させる必要があるのでしょうか。

自民党は立憲民主党に対して質問項目を提出したと報道されています。立憲民主党には中身のある法案にする為に、前向きに取り組んでもらいたいと思います。何しろ日本は立憲民主主義国家ですから、法律は重要です。もっと法律を重く受けてもらいたいと思います。

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