TBS系サンデーモーニングから『中国は衝突を望んでいない』と現実無視としか思えない発言です。。。
TBS系で放送されているサンデーモーニングに出演しているジャーナリストの青木理氏が中国の肩を持っていると受け止められかねない発言を行っています。
日中関係について『中国は衝突を望んでいない』と青木氏は指摘しましたが、同日開催された中国共産党大会で習近平国家主席は、台湾政策について『武力の使用を放棄することはしない』と語りました。
台湾有事は日本の有事です。日本と衝突する気がないならこのような発言は出てこなかったはずです。
青木氏は何を根拠に発言されたのでしょうか?事実精査もなしに自身の思いだけを語り、事実に目を向けないのであれば、ジャーナリストを名乗る資格はあるのでしょうか?。。。
「中国は衝突は望んでない」と強調するジャーナリスト。。。
毎週日曜に左派の井戸端会議のような内容を公共の電波に乗せているサンデーモーニングが、またしても妄想的な発言を公共の電波に乗せました。
番組に出演したジャーナリストの青木氏は、中国の習近平国家主席の『想い』を次のように代弁しています。
ジャーナリストの青木理氏が16日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、日中関係について「中国は衝突は望んでない」と強調し、問題は外交で解決することを望んだ。
16日から中国共産党大会が開催され、習近平主席の3期目に入るとみられている。青木氏は「冷戦期と圧倒的に違うのは中国と世界中の国々が経済的には完全に結びついてる」とし、中国自身も「紛争とか衝突は望んでないはずなんです」と推測した。
一方で「このまま米中が対立を続けていくと、不測の事態が起きかねない。仮に台湾とかで何かあった場合は間違いなく日本は戦場になりかねないわけですよね」と危惧した。台湾を例に出し「不測の事態」の回避は日本にとっても「当事者問題に近い」と設定。日本国内での強硬意見に対しては「そういうことを言ってる場合ではなくて、本当に外交力を全力で駆使をしてそういうことが起きないように」とあくまで外交での問題解決を望んだ。
引用元 「サンモニ」青木理氏 不測の事態「中国は望んでない」繰り返す 外交での解決望む
習近平国家主席が日本との衝突を望んでいないと語っています。そして青木氏のような『妄想』先行型の『知識人』は良く外交努力という言葉を好んで使いますが、いつもその外交努力の中身は不明です。
青木氏は習近平国家主席の『想い』を代弁しましたが、放送と同じ日に開催された中国共産党大会で習近平国家主席は次のように語りました。
16日の中国共産党大会での政治報告で、習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)は今後の台湾政策について、平和的な統一に向けて最大限の努力をするとしつつ、「決して武力の使用を放棄することはしない」と述べた。
前回2017年の党大会では、武力の使用については触れていなかった。
中略
また、外国勢力や台湾独立を目指す者たちに対し、「必要なすべての対応をとるオプションを留保する」とも述べ、「祖国の完全統一は必ず実現しなければならず、必ず実現できる」と強い言葉で語った。会場からは、しばらく拍手が鳴りやまなかった。
引用元 習氏「台湾への武力行使の放棄、決して約束しない」党大会会場は拍手
台湾政策について武力行使もオプションとして残しておくことを宣言したのです。言うまでもなく台湾有事は日本の有事です。そのことを念頭に習近平国家主席の発言を読み解けば、日本との衝突も辞さずということになります。
青木氏の的外れの代弁は一体誰に向けたものなのでしょうか。
番組内で発言をすればするほど、青木氏のジャーナリストとしての発言を疑問に思うことが多くなってきました。青木氏には想像を語るのではなく、しっかり事実関係を調査した上で見解を発してもらいたいと思います。