万博の大屋根、有料で先着900人に6月から見学ツアー
産経新聞の記事によると、2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は30日、万博会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で建設が進む大屋根(リング)について、一般向けに有料の見学ツアーを開催すると発表した。万博の機運醸成が狙いで、6~10月に6日間実施し、計900人が参加できる。6月1日から先着で受け付ける。と書かれています。
万博のシンボルとして設置する環状の大屋根は1周約2キロ、幅30メートル、高さ最大20メートルとなります。
完成すれば世界最大級の木造建築物となる見込みです。
現在木造部分の約9割が完成し、9月末に全体がつながる予定となっています。
ツアーは万博協会と日本旅行が共催し、いずれも日曜日の6月30日、7月28日、8月4、25日、9月29日、10月27日の計6日間開催されます。
個人とグループのツアーを1日に計6回行い、定員は各回25人です。
参加者はバスで建設中の会場を見学し、実際に大屋根に上がって景観を楽しむことができるようです。
参加費は保険料込みで千円となり、6月1日午前10時から日本旅行の専用予約サイトで受け付けます。
大屋根を巡っては、大阪府市も府内の中高生向けに見学ツアーを実施すると発表しています。