• HOME
  • ブログ
  • その他
  • 東京新聞が旧統一教会問題で識者2人の意見を掲載です。。。⇒最後は自民党批判です。。。

東京新聞が旧統一教会問題で識者2人の意見を掲載です。。。⇒最後は自民党批判です。。。

旧統一教会の問題をめぐり、マスコミは積極的に報道しています。積極的に報道することは構いませんが、多くのマスコミが自民党と旧統一教会との関係に焦点をあてて報道しています。

旧統一教会にこれまで問題がなかったは思いませんが、自民党との関係が問題の本質ではないと思います。

東京新聞が旧統一教会と政治の問題について識者2人の見解を掲載しました。ですが最終的には自民党への批判で終わりました。

マスコミはこの問題をどうしたいのでしょうか。解決する気はないのでしょうか。

東京新聞、識者の見解を掲載するも行き着いた先は安定の自民党批判でした。。。

旧統一教会の問題は、新聞やテレビを通じて連日報道されています。報道される量として今年間違いなく一番多いと思いますが、問題はその質です。

マスコミは問題の本質を報道するのではなく、自民党への批判材料としています。

東京新聞も旧統一教会の問題を多く報じているマスコミの1つです。識者の見解を記事にして配信しています。

◆紀藤正樹氏「国会に調査委設置を期待」
中略
「岸田文雄首相(自民党総裁)の危機感は十分にうかがえるが、報道などの指摘を受ける形で、教団との接点を明らかにする議員が相次いでいる。一部の自民党議員の問題意識は、まだ低いのではないか。地方を含む党所属議員にコンプライアンス(法令順守)研修などを重ねる必要がある」
集中討議を通じて、与野党とも教団の反社会性を公的に認めてほしい。安倍氏の銃撃事件後、各政党で個別に議論してきたが、党派を超えて、問題の本質が何なのかを検証すべきだ。そのための調査委員会の設置にも期待している
引用元 旧統一教会問題で政治に求められることとは…紀藤正樹弁護士と後房雄愛知大教授に聞いた

紀藤弁護士の発言をみればわかると思いますが、紀藤弁護士は問題の解決を求めています。その一方で、見解が掲載されたもう1人は次のように語っています。

◆後房雄氏「反社会的行為には対処法を」
中略
「政党でみれば自民が桁違いに多く、元首相や衆院議長、閣僚経験者もいる。他党と質的に違う。そもそも教団が今、社会的な問題となったのは、安倍晋三元首相が銃撃され、教団との関係が明らかになったことを忘れるべきではない」
自民は、まず安倍氏と教団との関係について調査すべきだ。それをせずに『関係を断つ』と訴えても信ぴょう性はない。地方議員との接点も調べる必要がある。臨時国会では、宗教組織が、反社会的な行為に及んだ場合に対処する法整備も検討すべきだ
引用元 旧統一教会問題で政治に求められることとは…紀藤正樹弁護士と後房雄愛知大教授に聞いた

後氏の見解は、野党には言及せず、今まで数多く見てきた自民党への批判と同じです。そもそも東京新聞は何を読者に伝えたかったのでしょうか。

紀藤弁護士は旧統一教会をめぐる被害者救済に携わってきた人物ですが、後氏の専門は政治学・行政学です。門外漢ならこの問題の本質には迫ることはできません。

東京新聞は結局のところ、旧統一教会の問題の解決を願っているのではなく、自民党を批判したいだけのように思えてなりません。

被害者救済、被害防止のために役立つ見解をマスコミには積極的に提案・議論してもらいたいと思います。

関連記事一覧