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PKK停戦宣言で、クルド人難民の根拠が失われるかもしれません。「強制送還されれば迫害される」も通じなくなるかも…




『トルコの少数民族クルド人の非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」が反政府闘争の即時停戦を宣言した。武装解除や組織解散の実現は不透明だが、今回の一連の動きは、埼玉県川口市で難民認定申請中のクルド人らの立場に何らかの影響を与えるのか。トルコのクルド人らからは「クルド人が難民申請する口実がなくなった」との声も出ている』と産経新聞が報じました。

また、『トルコ国内でクルド人の多い地域に住むクルド人男性は「クルド人であることを理由にトルコで迫害されているという主張は、もう通じなくなる。日本だけでなく世界中でクルド人が難民になろうとする口実がなくなる」と話す』とあり、状況次第では、今後は難民を口実にすることが出来なくなるとともに、送還の際にも「戻れば迫害される」という言い訳が通じなくなります。

不法滞在で強制送還対象のトルコ国籍者は1098人いると報じられています。政府は6年度補正予算に、強制送還の護送費8300万円を計上していますが、強制送還しやすい状態になったのではないでしょうか。




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