代表質問で安全保障への認識の浅さを泉代表が披露です。。。前日の北朝鮮の発射について触れず仕舞いです。。。

臨時国会が収集され、国会では召集冒頭に行われる代表質問が行われました。衆議院の代表質問には立憲民主党から泉代表、西村前幹事長が登壇しました。

泉代表は、『国会召集』『国葬』『旧統一教会』の順で岸田総理に質問を行いました。『旧統一教会』の質問した後にようやく『経済対策・円安』について質問をしました。多くの人が苦しんでいる物価高が『旧統一教会』より劣後していたのは驚きましたが、更に驚くことがありました。

代表質問を行う前日に北朝鮮が発射した弾頭ミサイルに対する言及はなかったのです。ネクストキャビネットで政権担当能力を泉代表は示したいようですが、外見だけで中身は伴っていないように思えます。

代表質問に立った泉代表、『旧統一教会』について言及するものの北朝鮮については言及しませんでした。。。

通常国会、そして選挙戦と存在感を示すことが出来なかった立憲民主党の泉代表が臨時国会で存在感を出すことに懸命です。

泉代表が力を込めて臨んだ代表質問ですが、その前日には北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、太平洋に着弾するということがありました。

防衛省によりますと4日午前、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、東北地方の上空を通過しておよそ4600キロ飛行し、日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋に落下したとみられています。北朝鮮が日本の上空を通過する形で弾道ミサイルを発射するのは5年前の9月以来で、飛行距離は、北朝鮮が発射したなかではこれまでで最も長いとみられています。IRBM=中距離弾道ミサイル級以上の可能性があるということで、防衛省が情報の収集を進めるとともに、発射の意図について分析を進めています。
引用元 北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射 東北上空通過し太平洋に落下か

この弾道ミサイルの発射では、人工衛星を通じて自治体などに緊急に情報を伝えるJアラートが発信されました。このJアラートの発信は、2017年9月以来で約5年ぶりのことでした。

この日本の安全保障に深刻な影響を及ぼす北朝鮮の弾道ミサイルの発射について泉代表が代表質問で岸田総理に質問したと思いましたが、泉代表の代表質問には呆れる言葉が並んでいました。

防衛問題です。宇宙、サイバー、電磁波、ミサイルなど新たな対処のために防衛予算の増
額は当然ありえます。立憲民主党は防衛政策を重視します。国会で十分に審議せず、国民理
解もないままに急激に予算を増額させることが、防衛政策を歪める可能性もあります。冷静
で現実的な議論をしようではありませんか。今日は懸念点を確認します。
引用元 立憲民主党・無所属 泉健太 代表質問

懸念点として泉代表が岸田総理に聞いたのは、防衛費対GDP比2%、そしてその財源等であり前日に発射した北朝鮮の弾道ミサイルについての言及は一言もありませんでした。

言及しなかった=重要視していないと同義ではないでしょうか。言い間違えをしただけでは『その程度の認識』と政府を批判した立憲民主党所属議員もいました。

立憲民主党が政権担当能力を示すために設置したネクストキャビネットでは防衛大臣がいないことが注目を集めました。

ネクストキャビネット、そして泉代表の代表質問で、立憲民主党がどれほど安全保障に疎い政党なのかわかったのではないでしょうか。

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