• HOME
  • ブログ
  • 政治ニュース , 野党
  • 立民議員『警察を管理下に置く方が民間人では荷が重い』と民間閣僚を批判⇒民主党政権は落選した人物をそのまま民間閣僚にしていました。。。ブーメランではないでしょうか。。。

立民議員『警察を管理下に置く方が民間人では荷が重い』と民間閣僚を批判⇒民主党政権は落選した人物をそのまま民間閣僚にしていました。。。ブーメランではないでしょうか。。。

批判したつもりが自らに返ってくる、いわゆる『ブーメラン』が伝統芸になっている立憲民主党がまたしても、その伝統芸を披露しています。

今回のブーメランは岸田内閣の民間閣僚に対して投げかけられた言葉です。国家公安委員長と務める二之湯氏は、参議院議員通常選挙に出馬せず、25日で参議院議員としての任期満了を迎え、民間閣僚になりました。

このことについて、立憲民主党の西村幹事長が『警察を管理下に置く方が民間人では荷が重い』『問題がある』と批判の狼煙を上げたのです。

ですが、民主党政権では落選した人物が法務大臣の職を内閣改造まで担っていたという前例があります。

西村幹事長、民間閣僚を批判。。。民主党政権の時のはよろしいのでしょうか。。。

選挙で敗北を喫し、立憲民主党内は意気消沈しているものと思っていましたが、政権を批判する力だけは残っているようです。

西村幹事長は、参議院議員通常選挙に出馬せず、民間閣僚になった2人の閣僚について次のような批判を述べています。

先の参院選に出馬しなかった金子原二郎農林水産相と二之湯智国家公安委員長は、参院議員としての任期が25日で満了したことに伴い、26日から民間人の閣僚になった。

政府は9月上旬で検討している内閣改造まで続投させる方針だが、警察庁を所管するトップが国会議員ではなくなったことに、野党からは疑問の声が上がった。

立憲民主党の西村智奈美幹事長は26日、記者団に二之湯氏について「警察を管理下に置く方が民間人では荷が重い。(国会議員の)バッジが付いていない方がやるのは問題がある」と語った。

引用元 民間閣僚、立民が疑問視 政府は「要件満たす」

西村幹事長は批判を行えば存在感を示せるとでも考えているのでしょうか。その戦略が破綻していることは重々承知のはずです。

そして、この批判がまたしてもお家芸『ブーメラン』になっているのです。

2010年7月に行われた参議院議員通常選挙で、菅直人内閣の法務大臣であった千葉景子氏が落選をしましたが、落選したにも関わらず、法務大臣の職を辞することはありませんでした。

「(党公認の)2人そろって当選できればと思ったが、責任は果たせなかった」。神奈川選挙区で落選が決まった民主現職の法相、千葉景子氏(62)は涙ぐんだ。

12日未明、横浜市内の選挙事務所に姿を見せた千葉氏は終始、こわばった表情。「(閣僚として)頂いた課題にしっかり取り組んできたつもり」としながら「選挙でどう評価していただくかですから」と無念さを隠しきれない様子だった。
引用元 千葉法相が落選 「責任果たせず」と涙

その後、千葉氏は同年9月に菅直人改造内閣が発足する際に退任をしました。

西村幹事長が「警察を管理下に置く方が民間人では荷が重い。(国会議員の)バッジが付いていない方がやるのは問題がある」というのであれば、この民主党政権の時の出来事はどうなるのでしょうか。

法務大臣は法務行政を司り、検察に対しての指揮権も有しています。そして死刑の執行命令も行うのです。このような重要な閣僚が民間、しかも落選した議員がそのまま担っていたということをお忘れなのでしょうか。

このようなお家芸『ブーメラン』を繰り返していては、党勢低迷に拍車がかかるだけだと思います。

関連記事一覧