開き直る立民・泉代表『何を持って十分か、十分じゃないというのは人それぞれ。』⇒与党の対応にも同じことを言えるのでしょうか。。。
国会を騒がせている立民所属議員による衆議院憲法審査会を揶揄する発言ですが、一向に収束の兆しが見えません。
立民も処分を課し、当該議員も謝罪をしていますが、処分の程度について議論が行われる事態になりました。記者から処分内容について聞かれた泉代表は、処分の正当性を主張しています。
処分を課したことによって維新の会との連携を再開したい泉代表ですが、維新の会の馬場代表は納得していない様子です。
暗雲立ち込める両党の関係ですが、もはや修復不可能なのではないでしょうか。
泉代表が反論を試みるも。。。
国会を賑わせている立民所属議員の衆議院憲法審査会揶揄発言ですが、このようなことに時間を取られている暇は日本にはありません。通常国会の前半で議論が深まらなかった安全保障政策や子育て支援・少子化対策、そして物価高騰対策と議論しなければならないことが山積しています。
しかし、立民が下した幹事長による処分については異論が上がっています。
立憲民主党の泉健太代表は14日、会見で衆院憲法審査会のメンバーをサルに例えた発言で与野党から批判を浴びた小西洋之参院議員をめぐる対応に追われた。小西氏は3月29日、週1回の開催が定例化した衆院憲法審について「サルがやること」などと発言したことについて11日、党規約によって最も軽い「幹事長による注意」の措置となった。
小西氏の発言から約2週間を要した同措置について与野党から不十分とする声が相次いでいる。だが泉氏は「何を持って十分か、十分じゃないというのは人それぞれ。党の規約に基づき、それ以上の対処をさせていただいた」と反論した。
引用元 「サル」発言への処分が「不十分」との批判に立民・泉代表が反論「党の規約に基づき対処した」
処分の内容について上がる不十分との声に対して泉代表は『何を持って十分か、十分じゃないというのは人それぞれ。』と言ってしまう始末です。仮にこのような主張が通るなら、立民は仮に自民党が同様な処分を課すことが今後あった場合、それで良しとするのでしょうか。処分が甘いと騒ぎ、議員辞職まで迫ることはしないのでしょうか。
この処分内容について、泉代表が語る前日に、連携する維新の会の馬場代表が苦言を呈しています。
日本維新の会の馬場伸幸代表は13日の記者会見で、立憲民主党との国会での共闘凍結を継続する方針を示した。衆院憲法審査会の毎週開催を「サルのやることだ」とやゆした立民の小西洋之参院議員の対応が不十分なことを理由に挙げた。
馬場氏は会見で、小西氏が馬場事務所を訪れ、謝罪の意を示したツイッターの印刷文を秘書に渡したことを明らかにし、「社会常識としておかしい」と批判した。
小西氏を幹事長注意とした立民の対応にも触れ、「単なるパフォーマンス。立民との関係は憂慮すべき状況になってきている」と述べた。維新は衆院憲法審幹事会での謝罪を求めている。
引用元 立民との共闘凍結を継続 「サル発言」小西氏の謝罪要求
泉代表の独自戦略によって、せっかく距離を詰めた維新の会にもこのように言われてしまっています。
立民は問題を長引かせることによって何を得るのでしょうか。1日でも早くこの問題を終わらせ、国会でまっとうな論戦が繰り広げるつもりはないのでしょうか。
一議員の問題から党のガバナンスが問われる事態になっていることに早く気がついてもらいたいと思います。