枝野前代表『京都の皆さんの良識が問われる1週間になる』と主張⇒民主主義の否定ではないでしょうか。。。?

選挙戦も残すところあとわずかになりました。今回の選挙戦を通じて立憲民主党が力を入れていたことの1つが日本維新の会への批判でした。

野党第一党のポジションを脅かしかねない日本維新の会への警戒感は尋常ではありませんでした。

その日本維新の会が最重点区として力を入れるのが京都選挙区です。福山前幹事長の応援に入った盟友の枝野前代表は『良識が問われる』とまるで日本維新の会への投票が良識に反するというような口ぶりです。最早、民主主義を否定ではないでしょうか。。。?

泉代表、日本維新の会の松井代表に対抗心を燃やしています。。。

国政選挙を通じて、他党、しかも野党を批判し続ける野党第一党の姿は古今東西探してみても立憲民主党くらいだと思います。

立憲民主党の泉代表は、選挙戦が始まる前から日本維新の会の松井代表に対抗心を燃やしていました。

自民・立憲の両国対委員長は6月9日、こども家庭庁を新設する関連法案について14日の参院内閣委員会で採決することで合意。法案は15日の参院本会議で成立する見通しで、成立すれば今国会の閣法の成立率は100%になる。このことへの所感を問われた泉氏は、「維新さんには強く抗議したいと思う」と応じ、理由を次のように述べた。

「公党の代表が『批判ばかりだ、反対ばかりだ』と、各地でフェイクを流し続ける、まさに維新さんの見識が問われるんじゃないですかね?閣法の成立率100%、立憲民主党が賛成したものも多数あると思う。本当に国会におられないから知らないのか、先ほどの松井市長も含めて、あまりに『浦島太郎か』と言いたくなる状況」
引用元 維新の会は「浦島太郎か」 立憲・泉代表「反対ばかり」批判に反論…「1~2周遅れている」指摘も

日本維新の会の松井代表の言葉に過敏に反応する泉代表ですが、松井代表の認識は世間の認識とあまりズレていないのではないでしょうか。

仮に実態と違うのであれば、泉代表が考えるファクトを積極的にアピールすれば良いだけのことだと思います。

そしてこうした姿勢は選挙戦を通じて変わることがなく、枝野前代表に至ってはもっと過激な発言をしています。

枝野前代表『良識が問われる』と民主主義を否定するかのような発言。。。

泉代表の日本維新の会への批判が伝播したのか、枝野前代表も同様に日本維新の会を批判しています。盟友の福山前幹事長の応援に駆け付けた際には民主主義を否定するかのような発言も飛び出しました。

これまで与野党が1議席ずつを分け合ってきた京都選挙区だが、日本維新の会の楠井祐子氏が立候補。松井一郎代表や吉村洋文副代表ら幹部が連日、京都入りしている。また、福山氏とは旧民主党で同じ釜の飯を食った国民民主党の前原誠司氏も楠井氏の応援に回っており、現職の福山氏も窮地に立たされている。

枝野氏は前回の衆院選の際に「辻元清美が集中的にやられた」と話し、「ここから1週間、間違いなく京都を集中攻撃する。京都の皆さんの良識が問われる1週間になる」と危機感をあらわに。「最後まで維新を京都に入れない。福山哲郎を勝たせてください」と力を込めた。
引用元 【参院選】立民・枝野幸男氏、蓮舫氏らが京都で大街宣「皆さんの良識が問われる1週間になる」

『辻元清美が集中的にやられた』『京都の皆さんの良識が問われる1週間になる』と語る枝野前代表ですが、辻元氏が落選したのは、選挙区の有権者の判断です。そして『良識』とはまるで日本維新の会に投票する有権者は『良識』がないと受け取れます。

枝野前代表も必死に盟友の応援をしているのでしょうが、これらの発言は民主主義の否定でしかありません。

立憲民主党は誰を見て選挙戦を戦っているのでしょうか。これまでの発言を見ていると有権者ではなく、日本維新の会を見て選挙戦を戦っていると思えてなりません。

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