立民・小川政調会長『野党共闘を進めていきたい』⇒地元の香川選挙区は何故野党共闘しないのでしょうか。。。
立憲民主党の役員としてテレビに頻繁に出演している小川淳也政調会長は、発言に齟齬が目立ってきたように感じます。
小川政調会長が並々ならぬ力を入れているのが野党共闘です。選挙戦前ですが街頭演説で力強く『野党共闘を進めていきたい』と語っていました。
ですが、事実関係を見ると小川政調会長の地元では野党共闘は不発だったのです。野党共闘を進めていきたいというのであれば、率先して地元選挙区でやるべきではないでしょうか。。。
小川政調会長、街頭演説では高らかに野党共闘推進を宣言していますが。。。
弱小野党が乱立している日本の政治状況を反映して、野党が選挙の度に打ち出すのが野党共闘です。その野党共闘について力強く語っているのが立憲民主党の小川政調会長です。
小川政調会長は、野党共闘について6月11日に行った演説会で次のように語っています。
この日の街頭演説は、聴衆からの質問に答える「青空対話集会」の形式。「野党共闘、ちゃんとやってください」という声に、小川氏は「いわゆる、今までの『野党共闘』が今までの通りは進まなくなっています」と現状を説明。それでも参院選では1人区での候補者調整が必要なことや、衆院選で掲げた共産党の「限定的閣外協力」が「有権者の側からしたらそれが何を意味するものなのかよくわからなかった」ことなどを話した。その上で、野党共闘は「しっかり育んでいきたい」と話し、その前提条件について次のように語った。
「説明できる材料、これは各党間でよく話し合ってお互いに敬意の気持ちを持ちながら、譲り合いながら、しっかり政策面でも、あるいは党運営等においても説明できるような野党共闘、国民にしっかり説明できる野党共闘、これをぜひ進めていきたいと思っています。現状、ご心配おかけしていますが、何とか前に向いて進みたいと思っています」
野党共闘を進めていきたい小川政調会長の意気込みが良くわかります。ですが、今行われている参議院議員通常選挙では野党共闘は低調になっています。前回の参議院議員通常選挙に比べて、大幅に野党共闘の成立した選挙区が少ないのです。
そして小川政調会長は野党共闘に期待していますが、小川政調会長の地元、香川選挙区を見てみると野党共闘どころではない実態が報じられています。
前回の2019年参院選では、野党系候補が自民党候補の足元を脅かした。過去、野党共闘で自民党候補を食ったこともあるだけに、今回の野党対応には、県民の間から「なぜ?」という声もあがる。
複雑な選挙区事情を、地元の市議会議員が解説する。
「香川には、野党の大物2人がいる。1人は昨年の衆院選香川1区で、自民党の平井卓也前デジタル担当相を破った立憲民主党の小川淳也政調会長。もう1人は、国民民主党の玉木雄一郎代表だ。玉木氏も同2区で自民党候補を大差で破った。2人が力を合わせれば、参院選も自民党をしのぐといわれたが、バラバラの対応となった」
引用元 香川選挙区 自民優勢のウラに〝野党大物2人〟の因縁 強すぎるライバル意識 地元市議「なぜ君たちは共闘できないのか」 2022年夏・参院選
野党共闘を進めていきたいとしながら、何故地元選挙区ではバラバラの対応になったのでしょうか。
テレビ番組に出演する際の姿勢、そして演説会での姿勢を見ていると小川政調会長が場当たり的な発言を繰り返しているようにしか見えません。
このような人物が野党第一党の役員を務めていることをみると、立憲民主党の人材難は想像以上に深刻に思えます。