WHOがサル痘について「緊急事態」宣言を検討




WHOは定例記者会見で、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態の該当を検討する緊急委員会を開催すると発表しました。

テドロス氏は会見で「ウイルスが異常な動きを示し、感染が確認された国が増えている。対応の引き上げを検討する時期が来た」と述べた。

緊急事態宣言の是非は、専門家でつくる緊急委員会の議論を踏まえ、テドロス氏が最終判断する。宣言した場合、WHOは加盟国に感染拡大阻止のための措置を勧告し、各国はそれに応じた対策を取る必要がある。

サル痘は従来、アフリカ中西部の国々で流行を繰り返してきた。最も被害の大きいコンゴ民主共和国(旧ザイール)では今年に入り、1300人以上に感染の疑いがあり、64人が死亡している。

一方、アフリカ以外ではこれまで感染例はほとんどなかったが、今年5月以降、欧米を中心に拡大し、死者は出ていないものの、8日までに28カ国で1285人の感染が確認されている。

サル痘は1958年に研究用のサルで初めて発見されたことから名付けられた。だが実際にはリスやネズミなどからもウイルスは見つかっており、テドロス氏は名称の変更も検討すると明らかにした。【パリ久野華代】

引用元 サル痘、WHOが23日に「緊急事態」宣言を検討 名称の変更も

このようにサル痘や原因不明の小児急性肝炎といった感染症について、世界的に患者が増えていますが、国内での流行の兆候はないことから、専門医らは重視する必要がないと指摘しています。

天然痘ワクチンが推奨され、サル痘に対し感染予防効果があるとしながらも、データは限られていることもあり、患者の隔離や感染経路の追跡といった措置を講じるよう呼びかけています。



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