熱中症を避けるためにも、マスクを外す指導を呼びかけ
「脱マスク」について、熱中症により子どもが救急搬送される事案が全国で相次いでいることを受け、登下校だけでなく体育や部活動の際もマスクを外す指導をするよう呼びかけています。
なぜ日本人は、マスク離れができないのでしょうか。
■自分で見切りをつけられない人が多すぎる
ご存じの通り海外ではすでにノーマスクが基本になっています。アメリカ野球のMLBやバスケットボールNBAの超満員の試合で、観客がノーマスクであることをご存じの方も多いでしょう。
世界では、マスクだけでなくワクチン接種に対しても冷静な対応がされるようになっています。米国ではワクチン3回目接種は国民の30%ほどで低迷しています。海外ではそれぞれの国民が、マスクにもワクチンにも見切りをつけて不要に思って行動しているということです。
こういったことも知っているはずなのに、なぜ日本人はいつまでもマスクをつけているのでしょう。
米国以上に問題のない日本では、昨年からすでにコロナは季節性・土着性に変化しています。必要な時以外は調べなければ存在もわからないので「コロナは消えて」います。
それにもかかわらず、私たち日本人はマスクをし続けています。コロナの恐怖と不安をあおり、様々な制限を加えてきた「コロナ専門家」が、何もせず無責任にフェードアウトし、私たちを放置してきたのが一因でしょう。
マスクの常時着用は、健康上のリスクを高め、スポーツにおいても呼吸を塞ぐだけでなく、口からの放熱もできず体温が上昇し、危険な状態になりかねません。
コロナウイルス自体の危険性が無くなったわけではなく、マスクが必要な場面もある一方、コロナの後に通常の生活を取り戻すためにも、マスクを適切なタイミングで外すというのが必要だと考えられます。