具体的な話はゼロなのでしょうか。。。自民党と日本維新の会を立民・泉代表が批判しています。。。

終盤国会の年中行事となってしまった内閣不信任案が粛々と否決され、各党選挙モードの様相を呈しています。内閣不信任案をめぐって自身の正当性を必死にアピールした泉代表ですが、その声は誰の耳にも届きませんでした。

その泉代表は気を取り直して選挙に向けた遊説活動に取り組んでいます。12日には長野県を訪問していましたが、具体的な指摘をせずに自民党と日本維新の会を批判しています。

結局のところ立憲民主党の取り柄は『批判』でしかないようです。。。

長野県で自民党と日本維新の会に噛みつく泉代表。。。その理由に具体性はゼロでした。。。

通常国会が終わろうとしているにも関わらず、立憲民主党は党勢回復をするどころか、低位で安定した支持率を続けています。

選挙を前にして危機感の表れなのでしょうか、長野県入りをした泉代表は、箸にも棒にも掛からぬ批判を展開しています。

「今回の参議院選挙は皆様の生活を守るための選挙。政府の物価高対策をもっともっと真剣に、日本政府にやらせようじゃないですか」

立憲民主党の泉代表はJR長野駅前で演説し、「権力者が国民をコントロールするような国ではなく、国民目線で自由や人権を守ることが大切だ」と訴えました。

また、安全保障政策についてはサイバー空間やドローンなどの必要な防衛費は整備する一方で、「核共有や敵基地攻撃は国民を危険にさらす」とし、落ち着いた対応が必要だと述べました。
引用元 立憲民主党・泉代表が長野県内入り「国民目線で生活を守る」

物価高対策を政府にやらせようと訴える泉代表ですが、その話に具体的な内容があるとは思えません。『私たちにやらせてください』と訴えるのではなく『政府にやらせよう』と訴える様子を見ると、政権獲得という夢は諦めたのでしょうか。

そして更に、具体性がない話をしています。

立憲民主党の泉健太代表は12日、長野市内で街頭演説し、ウクライナ危機を受けた日本の安全保障政策について「今、自民党や日本維新の会に任せると、日本はどんどん危険な方向に行く。皆さんの平和もどこかで破られてしまうのではないか」と訴えた。
引用元 自民・維新では危険な方向に 泉立民代表

自民党と日本維新の会に任せると危険と訴える泉代表ですが、真剣に安全保障を考える政党を批判するのであれば、立憲民主党はどのような安全保障を提示してくれるというのでしょうか。

『生活安全保障』といった謎の言葉を造るのではなく、真剣に安全保障に取り組んでもらいたいと思います。

具体的な安全保障についての話が出来ず、安全保障が弱点とされる立憲民主党は、選挙前に保守層を取り組む為に懸命のようです。

 6月14日、立憲民主党の枝野幸男前代表ら同党の有志議員が「自衛隊員応援議員連盟」を発足させる。設立総会では、防衛省から自衛隊の現状と課題を聞き取るなど、自衛隊員の処遇改善策などを検討していく予定だ。

呼びかけ人には、泉健太代表のほか、野田佳彦元首相、玄葉光一郎元外相、安住淳元財務相ら幅広い人材が名を連ねている。
引用元 立憲民主党有志議員が「自衛隊応援議連」発足 隊員の処遇改善を目指すも「参院選前のパフォーマンス」と冷ややかな指摘が

自衛隊員の処遇の改善は喫緊の課題だと思いますが、安全保障について具体策の無い政党がこのような姿勢を出しても、多くの人には選挙目当てのパフォーマンスにしか見えません。

パフォーマンスをすることについては、立憲民主党は一流と言えるかも知れませんが、そのようなことをしている暇があるなら、具体的な政策の話を人々にするべきです。

選挙を前にしても人々が立憲民主党に抱くのは期待ではなく、失望であることに泉代表をはじめとした執行部には気が付いてもらいたいものです。

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