この夏も暑さに注意!子どものマスク着用、熱中症対策にも積極的に




気象庁によると、今年の夏も平年より暑くなると予想され、政府は熱中症の危険性を伝えました。

小児のマスク着用と熱中症の関連は?今年心配なこと
2022年2月からは、オミクロン株への対応として保育所等でも一時的にマスク着用がすすめられてきましたが、2022年5月20日、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部は子どものマスク着用の考え方について、オミクロン株への対応以前の取り扱いに戻す、との見解を発表しました。2才未満の子どもは「マスク着用をすすめない」、2才以上から就学前の子どもについては「他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めない」としています(※)。

気温・湿度が高くなる季節、子どもがマスクを着用していると「呼吸中の熱や水分が放出されづらくなるため、熱中症になりやすくなる恐れがある」と黒澤先生は言います。

「子どものマスク着用によって、熱がこもりやすくなったり、顔色不良に気づかないため熱中症が増えることが予測されています。屋外などの感染のリスクが低く、熱中症のリスクが相対的に高い場所では、ソーシャルディスタンスがある程度保たれていることを確認してマスクをはずすほうがいいと思います。

引用元 この夏も暑さに注意!子どものマスク着用、熱中症対策ではこの症状に気をつけて!【小児科医】

新型コロナウイルス感染症の第6波から、2才以上の子どものマスク着用が日常になりつつありました。その中で、気温が高くなる季節に向けて、マスク着用やコロナ禍での過ごし方による熱中症のリスクについて注意を促しています。

政府は、必要最低限のマスク着用を控えるよう呼びかけられ、熱中症予防のためにも状況を見て子どものマスクをはずしてあげることも大切です。



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