立民幹部『ナッシングの道をたどっている』と呆れを通り越して諦めているようです。。。

通常国会の会期が延長されなければ、1か月を切りました。1月に招集された通常国会も残りわずかですが、立憲民主党の存在感を感じることはできなかったと思えます。

報道によれば立民幹部は既に『ナッシングの道をたどっている』とあきらめムードの様です。

参議院議員通常選挙の結果次第では、本当に『ナッシング』になってしまいますが、幹部の姿勢を見ると、立憲民主党は手詰まりのようです。

内部から漏れ始めた諦めの境地です。。。

オーナーだった枝野前代表からバトンを引き継いだ泉代表ですが、ここまで結果を残せていません。

泉代表は政府への批判を避けてきましたが、その結果について内部から諦めに似た言葉が漏れ伝わってきています。

馬淵氏は「官僚のつるし上げだ」と批判が多かった「野党合同ヒアリング」を廃止。委員会審議も攻撃的な追及スタイルから「お行儀が良いもの」(幹部)に変質させた。

その結果、何をもたらしたのか。・・・“何も残らなかった”と、幹部は自嘲する。

「今、立民は存在感が全くない。“バッシング(批判)”から、“パッシング(無視)”、そして“ナッシング(存在しない)”の道をたどっているよ」
引用元 「戦い方を知らない人ばかり」党内でも苛立ち広がる低迷立憲 正念場は“棚ぼた”予算委員会

批判ばかりではなくなったことは評価に値しますが、その結果、幹部が指摘しているように立憲民主党は『ナッシング』な感じだと思えてしまいます。

結局のところ、批判が立憲民主党の屋台骨だったということに他なりません。批判しか取り柄のない政党に、人々が期待を抱かないのは当然だと思います。

同党の国会対策委員会は首を傾げたくなる言い訳をしています。

国対にも言い分はある。去年の衆院選の結果、「国会の景色が変わった」というのだ。国民民主党は与党にすり寄り、共産党との距離は自ら作り、以前のような国会での野党共闘は成立しなかった。
ある議員は「これまでは立民が『審議拒否だ』と席を立てば、国民も共産も一緒に立ってくれた。今は全くそういう雰囲気はない」と話す。元幹部は「俺たちの時代と全然違う。大変なのはわかる」と同情する。

また、馬淵氏は国会が進むにつれ、周辺に「代表が対立軸を示さない」などと、泉代表への不満を口にするようになった。
引用元 「戦い方を知らない人ばかり」党内でも苛立ち広がる低迷立憲 正念場は“棚ぼた”予算委員会

国会の景色が変わったと悠長なことを述べていますが、立憲民主党が他党の動きに取り残されているだけでしょう。

衆議院議員総選挙で、批判一辺倒ではダメということがわかっていないのでしょうか。更に批判したくでも批判できない馬淵議員は、泉代表に対して不満を漏らしているとも伝えられています。

この立憲民主党内部の声が正しいのであれば、泉代表の指導力に疑問があることに加え、泉代表の方針についていくだけの力量を所属国会議員が持ち合わせていないということも出来ます。

参議院議員通常選挙前の国会に残された時間はあとわずかです。打開策もなく、『ナッシング』への道を突き進む立憲民主党が、このままでは本当に『ナッシング』になる可能性はかなり大きいのではないでしょうか。そう感じてしまう報道でした。

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