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麻生副総裁『ロシアが西には行くが、東には行かないという保証はない。これが現実だ』 ⇒ 鳩山元首相『ロシアが日本を攻撃する可能性は米露戦争が本格化した時だ。』と ⇒麻生副総裁の論旨を理解していますか?

政界を引退しても注目を集める発言を繰り返しているのが鳩山元首相です。その鳩山元首相は旧民主党の流れを汲む立憲民主党を援護したいのか政府与党に対して辛口批評を行っています。

しかし、その批判は普天間基地の辺野古移設を突然言い出した時と同様、深慮が足りていません。今回、鳩山元首相の批判のターゲットになったのは同じく総理経験者の自民党の麻生副総裁です。

仮に鳩山元首相が、旧民主党勢力への援護と思って批判をしているならただちに批判を止める必要があります。鳩山元首相の批判は旧民主党勢力をより一層の逆境に追いやることに他なりません。

鳩山元首相、麻生副総裁の発言を批判です。。。

日本の政治史上、鳩山元首相ほど内政・外交を混乱に陥れた人物はいないと思います。その鳩山元首相が、麻生副総裁が岸田派のパーティーで発した言葉について批判をしています。

麻生副総裁はパーティーで次のように語っています。

自民党の麻生副総裁は5月18日、都内で行われた岸田派のパーティーで挨拶し、「ロシアが北海道に攻めてこないという保証はない」と述べた。

麻生副総裁は18日、岸田派のパーティーで「あからさまな武力による侵攻がロシアによって、隣国のウクライナに行われている。ロシアの西の隣はウクライナだが、東の隣は北海道だ。ロシアが西には行くが、東には行かないという保証はない。これが現実だ」と述べた。
引用元 【速報】麻生副総裁「ロシアが東の北海道に行かない保証ない」

衆議院議員時代は北海道9区で選出されていた鳩山元首相は、安全保障分野では成果があったとは思えないにも関わらず果敢に噛みついています。

麻生太郎氏がロシアは西には行くが東に行かないと言う保証はないと述べて、北海道の侵攻を示唆した。考えて欲しい。ロシアが日本を攻撃する可能性は米ロ戦争が本格化した時だ。その時は嘉手納、横須賀などの米軍基地が狙われる。北海道にミサイルを置いても何の意味もない。米ロを戦わせてはならない。
引用元 https://twitter.com/hatoyamayukio/status/1527863261819203584

鳩山元首相は勘違いをしています。誰も米露を戦わせるべきとは言っていません。鳩山元首相は普天間基地の辺野古移設に異議を唱え『最低でも県外』と発言し、普天間基地移設の混乱のきっかけを作りましたが、批判する資格があるのでしょうか。。。

麻生副総裁は、同様の主張を別の場でも行っています。

自民党の麻生太郎副総裁は11日夜、千葉市で開かれた同党参院議員の会合で、ロシアのウクライナ侵攻に関し、「第2次世界大戦でわれわれはロシア(ソ連)と戦った。(中立条約の)『日ソ不可侵条約』を結んでいながら、一方的に破って侵略してきた」と指摘した。その上で「(現在は日ロ)平和条約も結んでいない。今の方がはるかに厳しい条件だ」と警戒感を示した。

麻生氏は「その国が今再び同様なことを今度は西の方(ウクライナ)でやっていることを事実として頭に入れておかねばならない」と強調した。
引用元 ロシアは過去に日本侵略 麻生氏

この麻生副総裁の発言も踏まえれば、麻生副総裁が訴えたいことは、日本の安全保障環境が未だかつてないほど厳しいものであり、真剣に考える必要があるということです。

真剣に安全保障を考える麻生副総裁と『米ロを戦わせてはならない』と深慮のないように思えてしまう投稿をSNSに行う鳩山元首相とでは、どちらが信用に足る人物かは考えるまでもないと思います。

鳩山元首相は良かれと思って批判をしたのでしょうが、図らずも多くの人に鳩山元首相の手によって混乱した時代を思い出させたと思います。

泉代表は、前身の民主党の創設者である鳩山元首相を批判するべきではないでしょうか。そうでないのならば、不安を覚えてしまいます。

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