厚生労働省、新型コロナウイルスに対応可能な連休中の医療体制確保を
新型コロナウイルス感染症の懸念から厚生労働省は、4月末からの大型連休中も医療提供体制を確保するよう自治体に要請をしました。
厚生労働省は、4月末からの大型連休中も新型コロナウイルス感染症の医療提供体制を確保するよう自治体に要請した。流行再拡大に備え、高齢者施設などの支援徹底を図る。協力金の支払いなど独自の取り組みを実施する自治体もある。
厚労省は自治体に宛てた通知で「コロナ患者増加が想定される」とし、連休中に診療可能な医療機関を事前に調整しておくことや、発熱した人が連絡できる相談窓口の公表を検討するよう求めた。高齢者施設については、必要に応じて感染制御や業務継続を支援するチームの派遣や、往診を担ってくれる医療機関の確保も要請した。
行動制限解除の中、大型連休による感染拡大に対応するため、自治体は診療できる医療機関を決めて手配の準備に取り組んでいます。
また政府は大型連休に伴い、都市部から地方へ人が移動すると、新型コロナウイルス感染症の全国的・急速なまん延につながるおそれがあることから、不要不急の外出や都道府県をまたいでの移動は極力避けるよう呼びかけています。