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自民党の安全保障戦略改定の議論が『悪のり』だそうです。。。立民はどのような安全保障戦略を示すことができるのでしょうか。。。

今年、日本にとって重要な文書が改定される見込みです。その文書は国家安全保障戦略等の3文書です。この改定に向けた検討は1月から本格化し、1月には森本敏元防衛大臣、そして国家安全保障局長を務めた北村滋氏らから意見を聞いていました。

もちろん、与党の自民党内での議論も行われていますが、この議論を批判しているのが立憲民主党の小川淳也政調会長です。

小川政調会長に言わせれば、自民党内の議論は『悪のり』だそうですが、それなら立憲民主党は一体どのような提案を行うことが出来るのでしょうか。

自民党内で進む文書改定に向けた議論です。。

国家安全保障戦略等の改定に向けた動きが本格化したことを受けて、与党内での議論も行われてきました。

21日は議論の具体的な内容が報じられています。

提言案は、政府が年内に行う、国の外交・安全保障の指針・「国家安全保障戦略」など、3つの文書の改定に向けたもの。

「敵基地攻撃能力」は、名称を「反撃能力」と変え、その攻撃対象は、相手国のミサイル基地だけでなく、指揮統制機能なども含めるとしている。

防衛費については、NATO(北大西洋条約機構)各国の、目標GDP(国内総生産)比2%以上を念頭に、5年以内に防衛力を抜本的に強化するとしている。

また、ウクライナ侵攻などを受け、ロシアは安全保障上の「現実的な脅威」に、中国は「重大な脅威になってきている」と、脅威の認識を引き上げた。
引用元 名称は「反撃能力」に 自民 安全保障提言案

防衛費をめぐる議論、そして従来『敵基地攻撃能力』と言われてきた『反撃能力』についての議論が行われています。

年明けから検討が重ねられてきた改定に向けての議論ですが、このような議論を良しとしない政党が野党第一党の立憲民主党です。

小川政調会長。。。対案は持ち合わせていないのでしょうか。。。

政権交代を目指すつもりがあるなら、野党第一党も安全保障戦略について考えを示す必要があると思いますが、立憲民主党にそのような気概はないのでしょうか。

小川政調会長は、自民党内での議論を『悪のり』と批判しています。

 立憲民主党の小川淳也政調会長は21日の記者会見で、国家安全保障戦略改定に向けた自民党内の議論に関し、「防衛費(GDP比)2%や敵基地攻撃能力など挑発的で非常に悪乗りした議論だ」と批判した。

小川氏は「周辺国を刺激し過ぎる。国民を危うい状態に置きかねない。慎重な議論を要請したい」と述べた。
引用元 自民の安保議論「悪乗り」 立民幹部

『挑発的』『悪のり』と批判をしていますが、ではどういうものになれば納得するのでしょうか。

国家安全保障戦略等の改定は法案ではありませんが、週刊誌のネタを国会で質問することが出来るのですから、委員会で堂々と論戦をしてもらいたいものです。

それとも、『慎重な議論を要請したい』と小川政調会長が述べているように、これらの国家の基本に関わる文書について立憲民主党は自民党に丸投げするつもりなのでしょうか。

立憲民主党内で安全保障に関して議論することはタブーなのでしょうか。仮にタブーとされているのであれば、そのような政党に安心して国政を任せることはできません。自らの政策をアピールする機会をことごとく逸している立憲民主党には、野党第一党としての覚悟が全く感じられません。

この調子なら勢いがある日本維新の会、そして独自路線の国民民主党の陰に隠れる日はそう遠くはなさそうです。

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