幻想的な雰囲気漂う佐渡金山の“夜桜” 世界遺産登録への願い込めライトアップ
自民党有志は、党本部で設立総会を開き、佐渡島の金山の世界文化遺産登録を目指す取り組みを行っています。
そんな佐渡金山は、世界遺産登録への願い込め、夜桜のライトアップを実施しています。
新潟県佐渡市の佐渡金山周辺では今、ライトアップされた夜桜が見頃を迎えています。
道遊の割戸を背景に鮮やかに咲き誇る夜桜。
佐渡金山の周辺では、ソメイヨシノなど約500本の桜がライトアップされています。
地元の観光関係者などが毎年実施しているこのライトアップ。佐渡島の金山の世界遺産登録に向け、多くの人に桜と共に史跡を巡ってほしいという願いも込められています。
13日夜、訪れた人たちは、ほぼ満開になった桜と金山周辺の夜の景色を楽しんでいました。
【訪れた人】
「風もなく、散らずに満開で最高の条件」
「毎年来ているが、いつ来ても素晴らしい。良い形で世界遺産に認定されてほしい」ライトアップは4月22日まで行われています。
そんな佐渡金山の幻想的な背景に世界遺産登録を願うばかりです。
佐渡市では春の訪れを告げる伝統のお祭りが各地で開かれています。
13日夜、佐渡市新穂の日吉神社の暗がりの中を進むちょうちんは「鬼太鼓」の一行です。無病息災と五穀豊穣を祈る鬼太鼓。市民や観光客が勇壮な舞を楽しみました。鬼太鼓を舞った本間広志さんは「つゆ払いということで疫病退散も込めて舞った。これで皆さん元気になってくれればと思います」と話しました。
佐渡市では今月、新型コロナの影響で一部縮小はあるもののおよそ30地区で鬼太鼓や獅子舞が奉納されます。
一夜明けて、14日は「山王祭り」。今年の豊作を占う「流鏑馬」神事が行われました。狩り装束をまとい射手を務めたのは新穂小学校4年生の二人。本番では見事的に命中!今年も豊作になりそうです
佐渡市民の方は、新型コロナウイルスに負けずと無病息災と五穀豊穣を祈る鬼太鼓で活気を高めています。
渡島の金山の世界文化遺産登録を反発する韓国の主張がある中、負けずと場を盛り上げる佐渡市の取り組みに今後も注目です。