アベノマスクを順次配送し、5月末までをめどに完了する予定
厚生労働省は、アベノマスクの在庫処分に伴った希望者への無料配布について、順次配送し、5月末までをめどに完了する予定としました。
政府が新型コロナウイルス対策で調達した布製の「アベノマスク」に関し、厚生労働省は1日、配布希望者に届ける配送費が計約3.5億円になると明らかにした。順次配送し、5月末までをめどに完了する予定。
厚労省によると、配布希望は1月まで受け付け、個人や自治体、団体から約37万件の申請があった。使用目的欄などの記述から、マスクとして活用することが明らかな国内在住者かどうかを判断し、最終的に約33万件分を配布対象とした。
配送可能な在庫は約7100万枚。配送費とは別に、不良品廃棄や、コールセンター運営にかかった関連費が約1.4億円になる見通し。
新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、アベノマスクについては、希望する施設への配布等を実施し、事業の実施に伴い生じた在庫に関して、有効活用となるよう自治体及び個人等について希望に応じて配布するように考えられました。
余ったマスクを最大限に有効活用するように考える企業や団体は多く、政府もこれらの希望者に配布できるように選定されています。