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立民の泉代表、国民民主党に苦言を呈しましたが、連合は『予算案に反対していない』と明言です。。。泉代表の孤立は続きそうです。。。


先日、立憲民主党の泉代表が怒りを露わにしたことがありました。それが衆議院での国民民主党の来年度予算への賛成です。国民民主党の予算案への賛成を受けて『野党とは言えない』と泉代表は怒り心頭でした。

その泉代表が支持団体の連合の芳野会長と連合本部で会談をしました。その会談では芳野会長は国民民主党の対応への理解が示されました。

つまり、泉代表の『野党とは言えない』との主張は、連合には受け入れられなかったのです。そもそも『野党とは言えない』とはどういった意味なのでしょうか。。。これこそ国民にはまったく理解できないでしょう。立憲民主党、そして泉代表の孤立化には歯止めがかかりそうにありません。

泉代表がようやく芳野会長と会談。。。国民民主党への不満を伝えるが。。。

泉代表と連合の芳野会長との会談が連合本部で行われました。冷え切った立憲民主党と連合の関係を是正する最大のチャンスでしたが、泉代表の努力も空回りで終わったようです。

会談では国民民主党への不満を泉代表は芳野会長に伝えたようですが、芳野会長は相手にしませんでした。

立憲民主党の泉健太代表は25日午前に日本最大の労働組合・連合の芳野友子会長と連合本部で会談をし、国民民主党が2022年当初予算案に賛成したことについて芳野氏から「内容や立場に賛同ということではなく、説明として理解をした」と示されたことを明らかにした。
中略
泉氏は予算案に賛成した国民に対して「事前の説明も現在に至っても真意や、自民党とのやりとりの説明も受けていない。どういった信頼関係を考えておられるのか問われる。新たな動きをした方(国民)から説明していくのが普通」などと不快感をあらわにした。
引用元 高まる立民の孤立感 連合会長の対応に温度差 国民には不快感、維新とは距離、共産との協議白紙

予算案をめぐって明らかに泉代表と芳野会長との間では温度差があります。泉代表はこの連合の反応に何を思ったのでしょうか。

国民民主党への不満を隠そうとしない泉代表が芳野会長と会談したのは25日です。芳野会長は前日の24日にも連合本部で野党と会談を行いました。その相手は国民民主党の玉木代表です。

玉木代表に示していた連合の考え

泉代表が芳野会長と会談を行う前日に芳野会長は国民民主党の玉木代表とも会談を行っています。この会談で芳野会長は国民民主党の衆議院での予算案賛成の対応について、明確に連合の立場を伝えています。

連合の芳野友子会長は24日、国民民主党の玉木雄一郎代表と連合本部で会談し、同党が衆院で2022年度予算案に賛成した対応に関し、「連合は予算に反対しているわけではない。組合員のためになることなら、理解している」と述べた。

芳野氏によると、連合内で国民が予算案に賛成したことへの反対意見はなかったという。玉木氏は会談後、ガソリン税を軽減するトリガー条項の凍結解除を巡り、「(自民党に)協議の場を設けていただけるならありがたい」とも述べ、与党との協議に期待感を示した。
引用元 芳野会長「連合は予算に反対していない」 国民・玉木氏と会談

芳野会長は『予算に反対しているわけではない』と明言しています。更に、国民民主党の対応について連合内で反対意見がなかったことも明らかにしています。

国民民主党をめぐって立憲民主党と連合の反応は明らかに正反対のものです。

泉代表は、芳野会長と玉木代表の会談内容を知らなかったのでしょうか。せっかくの芳野会長との会談であったにも関わらず、関係修復はおろか、立憲民主党と泉代表の孤立だけが目立つ会談になってしまいました。

泉代表は、参議院議員通常選挙までに連合との関係を修復することができるのでしょうか。その手腕が問われます。

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