しびれを切らした日本共産党、参議院長崎選挙区で候補者擁立です。。。長崎選挙区は1人区です。。。


立民のちぐはぐな日本共産党への対応は、見ている人も理解できないのではないでしょうか。。。衆議院議員総選挙では選挙協力を求めて置きながら、その後の対応は筋が通ったものではありません。

独自候補を下げてまで協力してきた日本共産党も立憲民主党の対応には、しびれを切らしたようで、参議院通常選挙に向けて候補者擁立をし始めました。

報じられた選挙区は長崎選挙区です。長崎選挙区は複数人が当選する選挙区ではなく1人区です。

立憲民主党はこの日本共産党の動きにどのような反応を示すのでしょうか。

我慢の限界でしょうか。。。垣間見える志位委員長の怒り。。。

日本共産党は労を惜しまず立憲民主党に協力をしてきました。選挙協力はもちろん、首班指名選挙でも枝野前代表に投じていました。

ですが、代表が代わって以降立憲民主党が日本共産党に見せる姿勢には一貫性がありません。我慢の限界に達したのか志位委員長からは怒りが垣間見えます。

 共産党の志位和夫委員長は20日放送のBSテレ東番組で、立憲民主党と夏の参院選の連携を巡る協議を早急に実施したいとの意向を重ねて示した。「1月下旬に(協議を)提案しているが、まだ返事がない。タイムリミットはほとんど来ており、一刻も早く話し合いたい」と述べた。

参院選では「野党共闘を成功させて成果を上げたい」と強調。改選1人区の野党候補一本化で合意すれば、既に発表した共産党候補の擁立を取り下げるか問われると「そう単純でもない。今後の話し合いにかかっている」と語った。
引用元 立民と連携協議「一刻も早く」 共産・志位委員長、参院選で

この報道がなされたのが2月20日です。1月下旬に協議を申し込んでも立民からは反応がないそうです。

参議院通常選挙が7月に行われることから逆算しても、残された時間はそう多くはないはずです。

志位委員長は、自党の候補者を取り下げることについて『そう単純でない』と語っています。その自党の候補が擁立されたのが長崎選挙区です。

長崎選挙区で候補者を擁立した日本共産党ですが、長崎選挙区は1人区です。。。

志位委員長は野党共闘を成功させたいと語る一方で、候補者擁立も行っています。今回擁立が発表されたのが長崎選挙区です。

日本共産党 長崎県委員会は23日会見を開き、2022年夏の参院選に、党公認候補として、新人の安江 綾子 さん(45)を擁立すると発表しました。

安江 さんは、共産党 長崎県委員会の常任委員と女性部長を務めています。

安江 綾子 氏 「今まで以上に改憲の動きが強くなっています。私は必ず憲法9条を守り、そのまま次の世代へ引き継いでいきたい」

会見で山下 満昭 委員長は、立憲民主党などとの野党共闘を模索したが進展せず、独自候補の擁立を決めたと述べました。

参院選には、立憲民主党は新人の白川 鮎美 さん (42)の擁立を決め、自民党は現職の金子 原二郎 さん (77)を擁立する方針です。
引用元 参議院議員選挙 共産党は長崎選挙区に安江 綾子 氏を擁立と発表

ここで注目なのが、長崎選挙区が1人区であるということと既に立憲民主党が候補者擁立を決めているということです。

この2点から見ても、遅々として進まない立憲民主党との協議に志位委員長が苛立っていることが良くわかります。

衆議院議員総選挙では立憲民主党は日本共産党の協力を仰ぎました。今回はどのような選挙戦略で臨むのでしょうか。

立憲民主党の泉代表の手腕が問われる機会は今後も数多くありそうです。これ以上支持率が下がらないか心配です。

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