勝てば大騒ぎ、負ければ沈黙。。。立民系の首長選での衝撃的な敗北がありました。。。
衆議院議員総選挙が昨年実施されましたが、もちろん各地では首長選が行われています。先日も長崎県知事選の投開票が行われました。
地方の首長選とは言え、勝てば勝ったで『政府与党への有権者の審判が下った』等大騒ぎする野党ですが、負けたら負けたで沈黙です。
地方選でも立憲民主党の衰退は明らかと言えます。泉代表ら執行部は勝った時だけ騒ぐのではなく、負けた時こそ真摯に結果に向き合う必要があるのではないでしょうか。
首長選、大物を応援演説に送り込むも惨敗。。。
立憲民主党が首長選に力を入れています。その1つが先日投開票を迎えた町田市長選です。応援演説に駆け付けている人物を見れば、国政選挙に劣らない豪華な陣容でした。ですが、その豪華な陣容もむなしく惨敗を喫したと報じられています。
目も当てられない結果だ。20日投開票の東京・町田市長選の開票作業は深夜に及び、5選を果たした現職の石阪丈一氏(74)は結局5万3323票を得た。問題は野党統一候補の得票の低さだ。立憲、共産、れいわ、社民などが推薦した地域活性化コンサルタントの清原理氏(63)の獲得票数は2万2781。石阪氏の半分に満たない。
立憲の小川淳也政調会長が応援演説で地元入りしたほか、落選中の辻元清美前衆院議員も事務所を激励。野党統一の都知事候補だった宇都宮健児弁護士も推薦人に名を連ねるなど、決して“捨て戦”ではなかった。
引用元 問われる野党の存在意義 地方の首長選で惨敗続き…維新を喜ばせてばかり
現政調会長の小川淳也氏、そして知名度の高い辻元清美氏らが応援に駆けつけていたのです。小川政調会長に至っては応援演説まで行ったと報じられています。
その結果が当選者の半分以下の獲得票数とは何とも情けない結果です。
更に県知事選に目を向けると更に情けない実態が明らかになります。
2022年、2つの知事選の結果は。。。
2022年に2月までに行われた知事選挙は、山口県知事選挙と長崎県知事選挙の2つの選挙です。
1月20日に行われた山口県知事選挙では、山口県が保守王国であることを考慮したのか、野党第一党でありながら候補者を擁立しないどころか、推薦等も出しませんでした。
2月20日に行われた長崎県知事選挙では接戦ではありましたが、立憲民主党県連が推薦した候補が敗れました。
長崎県知事選挙の開票結果です。
大石賢吾、無所属、新、当選、23万9415票。
中村法道、無所属、現、23万8874票。
宮沢由彦、無所属、新、4万6794票。自民党県連と日本維新の会が推薦した新人の大石氏が、立憲民主党県連と国民民主党県連が支持し、4期目を目指した現職の中村氏をわずか541票の差で破り初めての当選を果たしました。
引用元 長崎県知事選 新人の大石賢吾氏が現職破り初当選 全国最年少
これほどの接戦になったのは立憲民主党県連がすごかったという訳ではなく、保守分裂選挙だった為です。つまりここでも独自候補を擁立したのではなく、自民党系候補に相乗りしたと言えます。
地方選挙で勝てば大騒ぎをしていた立憲民主党ですが、もう地方選を戦うだけの力が残っていないのでしょうか。
野党第一党として国会では存在感を示すことも出来ず、地方では候補者擁立もままならないのが今の立憲民主党です。
立憲民主党は今一度解体的出直しをするべきではないでしょうか。