中国総領事がツイート「強い人に喧嘩を売るな」

ロシア軍のウクライナ侵攻を巡り、中国の総領事が台湾や日本に対し、牽制と捉えられるコメントをSNSに投稿しました。

在大阪中国総領事館の薛剣総領事は24日、自身のツイッターに日本語で「ウクライナ問題から学ぶべき教訓」と題した投稿を行いました。

投稿で薛総領事は台湾の評論家の意見を引用し、「弱い人は絶対に強い人にけんかを売るような愚かな行いをしてはいけない。仮に強い人が後ろに立って応援すると約束してくれてもだ」と主張しました。

アメリカに接近し、中国との緊張が強まる台湾の蔡英文政権を牽制したものとみられます。

一連の投稿では「人に唆されて火中の栗を拾ってはいけない」とも述べていて、アメリカと歩調を合わせる日本を念頭に置いた可能性もあります。

引用元　中国総領事がツイート「強い人に喧嘩を売るな」　台湾や日本を牽制か

薛剣総領事のツイッター投稿は脅迫と捉えられる内容であり、外交官らしからぬ発言と言えます。

まさに核兵器を持っている国は、武力で領土を拡大することが可能だと思わせるような考えです。

しかし中国の武力に対する過信が強く、全般的な軍の資質は見るも無残な状態のように見受けられます。