文書通信交通滞在費の使途、自主公開に消極的な立民。。。結局はポーズだけなのでしょうか。。。


昨年行われた臨時国会で世間の注目を集めたのが文書通信交通滞在費の問題です。法改正を行おうとしましたが、与野党で意見が折り合わず法改正は先送りになりました。

この文書通信交通滞在費について立憲民主党がおかしな主張をしています。日本維新の会や国民民主党は使途を公開することに決めましたが、立憲民主党は自主的な使途公開には消極的な態度をとっているのです。

その理由は『同じルールの下で公開するのが筋だ』『先行公開すると後に混乱する』というものです。一体どの方向を見て政治をしているのでしょうか。国民を見て政治を行っている自負があるなら自主的な公開も有効な手段の1つのはずです。

自主的な公開に消極的な立憲民主党。。。

文書通信交通滞在費は、わずか在任1日でも満額支給されたことで多くの国民からの関心を集めました。国民の誰が見てもたった1日の在任期間で満額支給はあまりにもおかしすぎます。

法改正でこの問題の解決が期待されましたが、法改正は先送りになりました。ですが日本維新の会は既に使途を公開しており、国民民主党も1月から使途を公開する方針を決めました。

日本維新の会と国民民主党が積極的に動いている中、野党第一党の立憲民主党は、自主的な使途公開について消極的な姿勢を示しています。

立憲民主党は28日の常任幹事会で、国会議員に支給される月額100万円の「文書通信交通滞在費」について、使途を自主公開する党独自のルール制定の見送りを決めた。先の臨時国会では、法改正し使途を公開すべきだと訴えていた。同じく法改正を主張した日本維新の会は既に公開済みで、国民民主党も来年1月分から公開を決めている。

西村智奈美幹事長は記者会見で、使途公開の見送りについて「全国会議員が同じルールの下で公開するのが筋だ」と説明。党幹部は「各党が(別々に)先行公開すると後に混乱する」と話し、公開に消極的な自民党を含め、全党が同時対応すべきだと強調した。
引用元 立民が「文書通信交通滞在費」の使途、自主公開見送り「先行公開すると混乱」 維新、国民は公開済み

立憲民主党が国民の支持を回復したいなら、自主的な使途の公開はなんら問題がないはずです。党幹部がいう『後に混乱する』とは一体どういう事態を想定しているのでしょうか。

この立憲民主との姿勢について、既に自主公開をしてきた日本維新の会は、痛烈な批判をしています。

文通費をめぐっては、日本維新の会や国民民主党は独自の方法での使途公開を決めている。維新幹部は「立民はあれだけ自民党に法改正を迫っていたのに、結局は使途公開をしたくない自民に合わせている。最初からやりたくなかった証拠ではないか。やらないなら法案を出さなければいいのに」と皮肉った。
引用元 立民、文通費の使途を独自で公開せず

日本維新の会の言うように、立憲民主党は最初からやる気がなかったと言われても致し方ありません。やる気もないのに法案を提出する構えを見せるのは前執行部となんら変わるところはありません。

今年は夏に参議院議員通常選挙が待っています。立憲民主党にとって勝負の年になることは間違いありません。ですがすでに少ない支持者を落胆させてばかりでは、党勢回復ないし拡大は夢のまた夢ではないでしょうか。

党首が代わっても中身を変えることは並大抵のことではありません。立憲民主党が今夏で消滅しないか気が気でなりません。

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