北京冬季五輪へのボイコットが相次ぐ。。。
2022年の北京冬季五輪開幕まで約2か月ほどになります。
今回の北京冬季五輪は、温室効果ガス排出量世界最大である中国が、気候変動の課題にどういう取り組みを行うのか世界に示す場になります。
その一方、北京五輪ではボイコットが度々取りざたされる、異例の大会でもあります。
(CNN) 米国のバイデン政権が週内にも来年中国で開催される北京冬季五輪について、政府使節団の派遣を見送る「外交ボイコット」を発表する可能性があることがわかった。複数の情報筋が明らかにした。
写真特集:北京五輪から10年、変わり果てた競技会場を見る
米国は外交ボイコットの動きによって、米国選手の大会参加を妨げることなく、国際的な舞台で中国に対してメッセージを送ることができるようになる。米国家安全保障会議(NSC)からコメントは得られなかった。NSCは外交ボイコットについて非公開で協議を行っている。
バイデン大統領は先月、記者団に対し、外交ボイコットを検討していると明らかにしていた。北京冬季五輪に対する外交ボイコットは、中国での人権侵害に抗議する形で、与野党の議員から支持する声が出ていた。
完全なボイコットは行われない見通しで、米国の選手は大会に参加できる。米国が最後に五輪をボイコットしたのは1980年だった。
中国の人権問題によって、国際的に厳しい目で見られるようになり、バイデン大統領の民主党側からもボイコットの声が高まっています。
気候変動や新型コロナウイルス感染防止の問題を持ちながらも、人権問題を抱える地を五輪開催国とするには問題が山積みです。
中国政府の北京五輪開催に向けての取り組み内容に注目です。