台湾総統、中国との戦争「絶対選択肢にない」防衛力、強化へ。。。
台湾の蔡英文総統は、「中華民国建国」を記念する双十節(建国記念日)の10日に演説した際に、台湾と中国の戦争は「絶対に選択肢にない」と述べ、北京と対話する意向を改めて示しました。その一方で防衛力を強化する方針を示しています。
台湾は、自国の一部と見なす中国から軍事的・政治的圧力を受け続け、特にペロシ米下院議長が台湾を訪問して以降は中国の威圧的行動が強まっている。
蔡総統は、中国が威嚇をエスカレートさせ、台湾海峡と地域の平和と安定を脅かしていることは「遺憾」と表明。「中国当局に対し、武力衝突は双方にとって絶対に選択肢にないことを明確にしたい」と述べた。
その上で「われわれの主権、民主、自由へのコミットメントを尊重してこそ、台湾海峡を挟んだ建設的交流を再開する基盤ができる」と指摘。新型コロナウイルス禍を乗り越え、中国との健全で秩序ある人的交流が徐々に再開し緊張が和らぐことに期待を示す一方で、台湾の主権と自由で民主的な生活様式は守らなければならないというのが広範なコンセンサスで、「この点で、私たちに妥協の余地はない」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f247552891aeaf35b5adfdab94d31cd2c5cfe607
中国との健全で秩序ある人的交流が徐々に再開し、緊張が和らぐことに期待を示す一方で、台湾の主権と自由で民主的な生活様式は守らなければならないというのが蔡英文総統の主張です。これが国家として常識的な考えではないでしょうか。