トルコ地震死者数が、東日本大震災を上回る2万5000人に
トルコ南部を震源とする大地震で、被災したトルコと隣国シリアで確認された死者が11日までに計2万5000人を超えました。
2011年に起きた東日本大震災の死者・行方不明者数(関連死含む)約2万2000人を上回っています。国連によると、シリアで530万人が避難民となった恐れがあります。
ロイター通信によると、死者数はトルコが2万1848人、シリアが3500人以上(反体制派支配地域を含む)で、自然災害としては今世紀で7番目の規模になるとしている。
地震発生6日目となる被災地では、最低気温が氷点下まで冷え込む中、建物やがれきの下敷きとなった生存者を救おうと懸命の救助・捜索活動が続いた。
トルコ南部カフラマンマラシュ県などでは11日までに、がれきの下に120時間以上取り残された女性2人が救出されました。
日本の震災復帰も時間がかかりましたが、トルコも負けずに復旧することを祈ります。