ドイツ学者、オミクロン株が新型コロナウイルスパンデミックの終息に繋がると主張
国内で発見された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」ですが、ドイツの学者が仮説をたてました。
新型コロナウイルスの新たな変異であるオミクロン株が新型コロナウイルスの大流行の終わりを告げるシグナルという主張が提起された。
英日刊デイリーメールは先月30日、ドイツの有力な次期保健相候補である臨床流行病学者カール・ラウターバッハ教授が「オミクロン株が初めて報告された南アフリカの医師らが話したように、比較的深刻でない症状を誘発する場合、新型コロナウイルスパンデミックの終息を繰り上げる『クリスマスプレゼント』になるかもしれない」と明らかにしたと伝えた。彼は続けて「オミクロン株が現在の主流であるデルタ株より2倍多い32個のスパイク蛋白質を持っていることがわかったが、これは感染させるのには最適化されただがそれほど致命的でない。多くの呼吸器疾患が進化する方式と一致している」と主張した。新型コロナウイルスが風邪のように軽いものに変わるという意だ。
オミクロン株の感染力が高ければ、ウイルスの弱毒化が期待される内容です。
その中でも、感染防止を徹底する必要があります。
「オミクロン株」の感染拡大に伴って、日本に入国した人を待機させるための施設が逼迫しているとして、厚生労働省は、一部の入国者については、自宅での待機に切り替えると発表しました。
政府は現在、「オミクロン株」が確認された国などから帰国する日本人らに対して、国が指定した施設で、リスクに応じ3日から10日間、待機させる措置をとっています。
しかし、このままのペースで施設待機者が増え続けると、確保している7350室は、あと2週間ほどですべて埋まる恐れがあることから、厚労省は、現在は3日間の施設待機が求められている人のうち、オミクロン株の感染リスクが低い国から入国した人などは自宅での待機に切り替えると発表しました。
危険レベルが未知数である「オミクロン株」の感染者へ慎重に対応し、感染リスクを抑える政策に期待したいと思います。