仏海軍トップ「日米豪印はパートナー」　クアッドと連携を強化する方針を表明

　１１月２９日から１２月１日まで訪日したフランス海軍トップのピエール・ヴァンディエ参謀総長（５３）が産経新聞の単独インタビューに応じた。中国の脅威をにらんだ日米豪印４カ国の連携枠組み「ＱＵＡＤ（クアッド＝英語で４の意味）」との共同訓練に参加すると述べ、インド太平洋地域でクアッドと連携を強化する方針を明らかにした。

（聞き手　半沢尚久）

－－仏軍事省が昨年公表したインド太平洋国防戦略は中国に警戒感を示した

「フランスは（南太平洋の）ニューカレドニア、仏領ポリネシアに領土を有し、駐留部隊もあり、インド太平洋国家は近隣国だ。駐留の目的はフランスのプレゼンス（存在感）と排他的経済水域の安全を守ることだ」

－－日米仏の共同訓練を日本で行う計画がある

「来年５月に無人島で実施する予定だ。訓練は人道支援・災害救援が中心だが、一環で水陸両用訓練も行う。ポリネシア駐留の陸軍部隊も参加する。フランスの存在感をこの地域にアピールでき、日仏協力でメッセージを発信できる」

－－そのメッセージとは、軍の訓練や活動を通じて発信する戦略的コミュニケーションとしてどこに向けるものか

「中国に対するメッセージだ。多国間の存在感をパートナーと示し、航行の自由（の重要性）などをメッセージとして伝える。パートナー（になるの）は日米豪印で、国際法の順守の重要性も一緒に訴えたい」

－－具体的に日米豪印との連携はどう強化するか

「（訪日中に）防衛相と海上幕僚長に日米豪印のクアッドが実施している訓練に仏軍が参加する意思があると伝えた」

－－インド太平洋地域で他の欧州諸国との連携は

「英独も存在感を示す努力をしており、英国とはこの地域に関する構想は認識が一致している。先日、英海軍参謀総長からこの地域に来年、空母を派遣する計画を聞いた」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d226dcc42d6ba8fbeda59b512d2675b056fe8c1

海軍参謀長、海軍大将のピエール・ヴァンディエ氏

ネットの意見

対中包囲網にフランスがはいることを日本国民として歓迎します。
日仏の友好が続きますように。

対中国を名指し出来て、仏のようなヨーロッパ諸国も参加できる枠組みは本当に日本にとって大切。

コロナの中でもこうやって仏海軍トップの参謀総長やオーストラリアのモリソン首相が訪日している意味は大きいと思う。

日・米・印・豪ならびにニュージーランド、そして欧州ではイギリス、さらにはこのフランスこそがインド・太平洋地域を中華の”毒牙”から守る防衛の要（かなめ）である（※この地域にイギリスとフランスの”海外領土”があることは今さら言うまでもない）

世界的にみても、これほど強固なタッグ・チームはあるまい

わが日本国は、引き続きこれらの諸国と連携を密にしていきたいものである

日米豪印＋仏に英も参加すると中国にはかなり驚異になります。
出来れば欧州連合全体で参加してほしいですね。

本当に対中政策をしないと、取り返しのつかない事態になります。中国はのぼせ上がってます。
日本も早く対策をしてください。

最終的には台湾の国連加入、あるいは中国を代表するのは台湾であるとすべきである。

これは大きい！
中国の覇権主義に対抗するには日米豪印英に加えてフランス、ニュージーランドが定期的に合同演習をする。さらに準軍事同盟化すれば中国の思い通りにはいかなくなる。日本がもっと積極的に動く必要がある。国賓招待などさっさと取り下げろ。

フランス有り難う、これに英独が参加すれば完璧、イギリスは参加してくれるだろうがドイツを口説き落としたい。

地理的には遥か欧州の国だが、経済的にはイタリア・スペインなどが中共の切り崩しに遭い、EUもうかうかしていられない状況。
中共が手の付けられないまでに浸透する前に、先進国並び周辺協力国で包囲抑制しなければ取り返しの出来ない事になるのは確実。

日米豪印にフランス、イギリスを含んだ安全保障圏の構築が急がれる。あとここに台湾も加えて民主主義を守って欲しい。中国、ロシア、北朝鮮、韓国に対して抑止力になることを期待する。香港問題をはじめ人権問題にも取り組んでいって欲しい。

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