新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の検出
WHOは、新型コロナウイルスの新たな変異株が検出されたと発表しました。
世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカなどで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株をギリシャ文字にちなんだ「オミクロン株」と命名し、警戒度が最も高い分類の「懸念される変異株(VOC)」に指定した。変異によって感染力がさらに強まったとの見方もあり、日本や米国など各国が水際対策などでの警戒レベルを高めている。
オミクロン株は、ベルギーでの感染確認が26日に発表されたほか、南アフリカと隣国のボツワナ、イスラエル、香港で感染事例が出ている。WHOが南アから報告を初めて受けたのは24日で、検体の採取は9日だった。WHOは26日、感染の拡散状況を把握するためとして、各国に監視態勢の強化や感染者やクラスター(感染集団)などについて速やかな報告を求めた。
新たな変異株「オミクロン株」が検出され、日本を含め世界で新たな新型コロナウイルス感染防止対策を求める必要があります。
そんな「オミクロン株」に対し、岸田首相はコメントをしています。
南アフリカで急拡大している新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」について、岸田首相は「強い危機感を持って臨んでいる」と述べ、明日0時以降、新たに3か国からの水際対策を強化すると明らかにしました。
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岸田文雄首相
「この変異株の発見については、政府としましても強い危機感を持って臨んでいます」「オミクロン株」を巡って、政府は、きょうから南アフリカなど6カ国からの水際対策の強化を実施しています。
岸田首相はこの6か国に加え、モザンビーク・マラウイ・ザンビアからの帰国・入国者についても、明日午前0時以降は検疫所が確保する宿泊施設で10日間待機させる方針を明らかにしました。
南アフリカで発生している新たな変異株「オミクロン株」は、いずれ日本にも入ってくる可能性があります。
政府を含め我々国民も感染防止対策を徹底し、変異株にも対応する必要があります。