玉川徹氏、ワクチン3回目の接種時期を批判。。。
世界で新型コロナウイルスの感染力は収まることなく、各国で感染の猛威を振るっています。
そんな中、厚生労働省はワクチン3回目の接種を検討していますが、モーニングショーの玉川徹氏がワクチン3回目の接種についてコメントしました。
番組では、東京都医学総合研究所の新たな研究結果を紹介。今年3月までにファイザー製を2回接種完了した都立病院の医療従事者、事務職員ら1139人の中和抗体の抗体価を測定したところ、2回目接種の2~3週間後と比べ、約7か月後は13分の1に低下すること、年齢が上がるほど抗体価の平均値は低くなることがわかった。
これに玉川氏は「(政府、厚労省が)8か月にした理由は、米国、英国、ドイツ、フランス、カナダが2回目接種から8か月後に3回目接種を行っているという資料を基にしたというが、英、独は感染が再拡大している。海外を参考にしたという根拠が崩れたわけですよ」と指摘。
分科会ではファイザー製が2回目接種後、感染予防効果が半減するのは5か月後、7か月後には重症、死亡への予防効果が4割落ちるというデータが提示されている。
玉川氏は「だから、8か月にこだわる理由が今やない。にもかかわらず、分科会の尾身茂会長が『高齢者施設などは8か月待たないで3回目を打つことも考えてよいのでは』と言ったら、厚労省の技官は『8か月の方針は変わらない』と答えた。また厚労省の官僚が足を引っ張っているのか、としか読めない」と批判。
報道でもあるように、ワクチン接種から時間が経ち、年齢が上がるほど抗体価は低くなる研究結果があります。
玉川氏は医学やコロナ感染症の専門家でもないにもかかわらず、持論をテレビ放送で語るのは如何かと思います。
イギリスやドイツの感染再拡大から、参考にならないと指摘していますが、持論や批判を報道で語る方が参考にならないと思います。
今、デルタ変異ウイルスの出現により、ウイルスとの戦い方が根本的に変わっています。
ワクチン3回目の接種についても、現在進行中のパンデミックで状況が変わることを受け止め、国民一人ひとりが考える必要があります。