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立民代表選、4候補で争われることが決定しましたが、支持団体連合が共闘路線を『あり得ないことはあり得ない』と全否定です。。。新しい代表は路線を変えることができるのでしょうか。。。


ようやく行われる立憲民主党の代表選ですが、4人の候補者によって争われることになりました。立憲民主党の代表選が行われるのは昨年の旧立憲民主党と旧国民民主党との合併以来です。

オーナーだった枝野衆議院議員が代表を降り、どのような政党になるのか注目が集まります。

しかしその枝野衆議院議員の影響は今でも色濃く残っており、連合は枝野衆議院議員の共闘路線に未だに猛反発しています。

新しく代表になる人物は、枝野路線と決別できるのでしょうか。

ようやく出揃った候補者たち。。。

代表選の日程が決まっていながら、自民党総裁選の時のように早々に出馬表明する人がいませんでしたが、告示を前にして、やっと4人が出馬を表明しました。

立憲民主党・西村智奈美元厚労副大臣「私は今回の立憲民主党の代表選挙に立候補いたします」

立憲民主党・小川淳也元総務政務官「野党第1党を、なんとしても政権の受け皿たる堂々たる政党に育んでいく」

小川氏は、同じく立候補を模索していた大串氏の協力を得ることで、必要な推薦人20人を確保するめどがついたという。

代表選には、泉健太政調会長と逢坂誠二元首相補佐官が、17日に立候補を表明していて、4人の争いとなる構図が固まった。

代表選は19日告示、30日投開票の日程で行われる。
引用元 立憲代表選 西村氏・小川氏出馬 泉氏・逢坂氏と4人の争いに

4人が出馬を表明しましたが、4人とも取り掛からなければならない課題が、枝野路線の是非と民主党の負のイメージの払拭です。後者を見てみてみると4候補とも民主党政権では政府側で要職に就いた経験があります。民主党の負のイメージを払拭する為には、民主党政権の総括を4人それぞれが直接話すべきではないでしょうか。。。

そして一番の問題が前者です。枝野路線とも言える野党共闘でしたが、結果は周知の通り議席減でした。つまり有権者に否定されているのです。

立憲民主党の代表選が行われることを意識してか、18日に開かれた連合の芳野会長の記者会見では、枝野路線を全否定する発言が飛び出しています。

連合会長の怒りは、選挙後も収まらないのでしょうか。。。

代表が交代しても、立憲民主党の支持団体が連合であることに変わりはありません。その連合の芳野会長は、枝野路線を全力で否定しています。

連合の芳野友子会長は18日の記者会見で、立憲民主党が先の衆院選で共産党と踏み込んだ協力を行ったことについて「あり得ない」と重ねて突き放した。19日告示の立民代表選では共産との協力の在り方が焦点となっており、新代表候補にクギを刺した形だ。

芳野氏は30日に誕生する立民の新代表が共産との共闘路線を継続した場合の対応を問われ、「新代表が決まった段階でコミュニケーションをとっていきたい。想定の話は避けたい」と述べつつ、「あり得ないことはあり得ない」と明言した。
引用元 連合会長が立民牽制「あり得ないことはあり得ない」

芳野会長は、枝野路線の野党共闘について『あり得ないことはあり得ない』と強い口調で否定しています。

衆議院議員総選挙で野党共闘に立憲民主党が走ったことによって『票の行き場がなくなってしまったということは現実的にあった』とも芳野会長は語り、日本共産党と共闘したことがマイナスに働いたという認識を示しました。

最大の支持団体の連合がここまで強く否定する枝野路線に、4候補は一体どのような判断を示すのでしょうか。仮に枝野路線と続けるとなれば、連合の票の行き場がなくなり、来年の参議院議員通常選挙でも衆議院議員総選挙同様に惨敗を喫する可能性が大きくなるのではないでしょうか。

今回の立憲民主党の代表選は、ただの代表選ではなく立憲民主党が消滅の道を歩むか否かの大事な代表選になりそうです。

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